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このページはこちらに移転しました 窒素的存在感 作詞/ものぐさ大臣 作曲/つる なんかさ なんかさ 俺って空気キャラよりも なんかさ なんかさ 目立ってない気がする まるで 窒素ポジション 見えないし 何もないし それは 窒素ポジション 空気キャラ? 比じゃないです A「なんか、でっかいことやりてぇなぁ…」 B「無理だろJK」 A「やっぱ俺はラベルが足りないんだ!」 なんかさ なんかさ 空気キャラポジションより なんかさ なんかさ 目立ってないって言われたよ そんな事 自分でも 薄々気がついてたけど 言われて初めて 切なくなった A「よし、俺凄いことやる!」 B「何やるんだよ?」 A「………何か……凄いこと……」 音源 窒素的存在感
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菊池誠 菊池誠1 菊池誠2 菊池誠へ 菊池誠2へ 菊池誠4へ 権力擁護 137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(群馬県)[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 20 26.87 ID c15VIRlc0 [2/3] 菊地誠の権力に擦り寄るさまは、まさに、御用学者そのもの。長いものには巻かれろって発想でしかものを考えていない。 権威に群がる取り巻き相手に商売をしているという点で、kikumacoは、ニセ科学産業と同じ体質を持つ。 いわば、近親憎悪の商売敵だからこそ、ニセ科学を目の敵にしているだけだ。 権威を嵩にきて、商売をしているという点で、まったくの同類。なぜなら、ニセ科学を批判する根拠が既存の権威だからである。 決して、科学的な整合性ではないのだ。その証拠に、彼は広瀬隆を具体的な指摘をせずに、レッテルを貼ることばかりに躍起になっている。 挙句の果てには陰謀論的なロジックを用いる始末だ。たとえば、行政の責任を相対主義を用いて市民になすりつけ、 その証拠となるものは、根拠のない憶測(kikumaco用語で言うデマ)でしかないという短絡ぶりは菊地誠の異常性がよく現れている。 『僕は、これまで行政側の「絶対安全神話」と市民の側の「ゼロリスク指向」とが 一緒になって作り上げてきたリスク観が問題なのではないかと、考えています。 リスクについて、まともに議論することを避けてきたのですよね。理由はある程度想像がつきますが』 きくち March 30, 2011 @10 34 11 http //www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1300644378#CID1301443012 上の発言で市民蔑視の感情がもろに現れているのがよくわかる。 原発のリスクに対する見解についても、過去の自分の発言を棚にあげてよく言ったものだと呆れるしかない。 『リスクの面からすれば、少なくとも現時点での日本の原発については、リスクは小さいと言っていいのではないでしょうか。』 きくち November 2, 2009 @09 57 23 http //www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1256740025#CID1257114359 157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福岡県)[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 07 39 09.34 ID QVXwnKoJ0 [2/2] 菊地菊地話題が連続してるけど結局どこに分類されたの 分類に慎重にならざるを得ないような大人物なの 174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 10 30 38.27 ID 9sNFLWdm0 [1/4] 157 菊池は御用学者にさえなれない屑だからな。 科学者の肩書きも自称に過ぎない無能。 声だけでかい素人ブロガーに分類するのが妥当かと。 175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[] 投稿日:2011/05/06(金) 11 06 03.39 ID 9hr5GX4x0 174 同意 いっそ「声だけでかい素人ブロガー」という項目を追加すればいい 264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 20 40 57.43 ID KJtRl3NV0 菊〓誠 どれを止めてどれをいつまで動かし続けるか、 現実的な話をしなくてはならない日は近づいているよね。 無邪気ですか、そうですか。 反対派でも、今すぐ全部止めろなんて言ってるヒトは あんまりいないと思うんですが。 とりあえず、この学者イライラするので浜岡サスペンド記念カキコ。 333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 03 44 43.06 ID HgFkd4WY0 [1/3] ツイッターから: HayakawaYukio 早川由紀夫 フクシマとチェルノブイリの汚染度がほぼ等しいことにようやく政府が気づいた。 1 uSv/h = 480 kBq/m2で換算すると、30万ベクレル/m2は0.5 uSv/hにほぼ等しい http //kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-375.html なお、コメント欄も必ず読むこと。 そのなかで、早川が 私の換算が過大評価だろうとのご意見、それは良いニュースです。私はこういうの素人ですから、うまくやれません。 専門家がやらないからしかたなくやりました。やる必要があると思ってやりました。 だから、フェアでないと言われると当惑します。やらない専門家こそがフェアでないと私はみています。 と言っている。 この視点こそ、菊池誠に全く欠けているところ。菊池誠は、「粗探し→ダメという全否定レッテル貼り」の繰り返し。 相手の間違いを修正することで相手に貢献し、ひいては国民に貢献しようという姿勢が全くない。 やはり、俺としては、御用学者の端っこにはいれておきたい。菊池誠も話題が嫌な人もいるみたいなので、 怒られる前にごめんとあやまっておく。 340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関東)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 07 04 31.43 ID pYu1eSaOO 333 ものすごく賛同する。 早川先生キチガイだけどw、正しい。 341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 07 25 12.37 ID tJJOw0Z90 早川先生はエキセントリックすぎるが、 333みたいな図をちゃんと作ってくれるのは本当にありがたいな。 早川先生を鵜呑みにするわけではないが、 こういうのも情報の一つとして知りたいわけよみんな。 三宅島の時から面白い人だと思ってたが、今回もいい仕事してる。 また落ち着け厨の菊池らへんに叩かれると思うが、彼みたいな人は絶対必要。 387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 13 49 04.40 ID 3pfZ4qQ50 [1/7] 384 本人がどれだけ意識しているか知りませんが、「原発推進派はあまり批判しない」というのは、 333で申し上げたこととならんで、菊池誠の特徴ですね。 732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/05/09(月) 00 48 57.24 ID hD/Ttpz20 333 ハゲ同意。こいつから得るものは何もなかったw 384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 13 39 03.81 ID FizIBvSn0 [4/4] 河野が一番問題視してた自民党の元東電副社長、加納時男は 事故後に慌てて事務所を解散し、HPすら閉鎖してトンズラこいて有名になったんだけど 5/5の朝日でこんな事を言ってる。 「インターネット上で「お前は絞首刑だ」「A級戦犯だ」と書かれてつらいが、 原子力を選択したことは間違っていなかった。 ~(中略)~ 低線量の放射線は「むしろ健康にいい」と主張する研究者もいる。説得力があると思う。 私の同僚も低線量の放射線治療で病気が治った。過剰反応になっているのでは。むしろ低線量は体にいい、 ということすら世の中では言えない。これだけでも申し上げたくて取材に応じた」 ttp //cub-chanchan.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/05/05/20110505.jpg おいこれ稲の事だろw? こんなトンデモを信じるバカが原発推進してきた事がキチガイ過ぎて恐ろしいわ。 菊池辺りはなぜ批判しないんだ?好物だろ? 387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 13 49 04.40 ID 3pfZ4qQ50 [1/7] 384 本人がどれだけ意識しているか知りませんが、「原発推進派はあまり批判しない」というのは、 333で申し上げたこととならんで、菊池誠の特徴ですね。 398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(不明なsoftbank)[] 投稿日:2011/05/07(土) 14 45 24.21 ID tMMJjcxv0 384 菊池は本音では同じ事を考えているのでは。少なくとも山下擁護論は 展開しているな。 399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 14 50 20.65 ID 3pfZ4qQ50 [3/7] 398 山下に対しては、できるだけ丁寧にその真意を理解しようとしてたよね。 たとえば上杉隆に対するのとえらいちがいだとおもった。 434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(埼玉県)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 18 32 31.76 ID QPJzDcBD0 [1/2] 384 NATROMの日記で批判されているから、特に何も言っていないんじゃないのかな http //d.hatena.ne.jp/NATROM/ 436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 18 42 36.13 ID jAdAwbBO0 434 それ、ちょっと違う文脈で話させてもらうが、 「私の同僚も低線量の放射線治療で病気が治った」 という記事は朝日新聞の記事なんだよね。 俺などは、なんで朝日の記者はここをつっこまないの?と おもう。 そんで、俺の見るところでは、この記事が、 フリージャーナリストの記事だったら、たぶん、 NATROMも菊池誠も、(学者だけじゃなく)フリージャーナリストを 責めるんだろう。 51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 10 55 01.16 ID zkiiRE6I0 [2/4] ただ、菊池誠自身は、自分が「反原発、脱原発の動きを封じ込めたい勢力」だとは おもってないぽい。あくまで、「科学」の立場だとおもってるぽい。 52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 11 02 22.17 ID zkiiRE6I0 [3/4] しかし、その「科学」に定説がないんだから、意思決定としては、自分としては、たとえばヤメブン氏の yamebun 情報流通促進計画 私は20mSv以下であれば、安全側に立った情報提供(しきい値がないことを前提にした危険性)をしたうえで、 住民がその情報を基に判断するのは構わないという考え方で一貫してます。 http //twitter.com/#!/yamebun/status/67959709738614784 みたいのが正しいとおもう。 でも、菊池誠は、ヤメブン氏を、たとえば、http //p.tl/M3Xa みたいにdisる。 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 11 06 11.84 ID zkiiRE6I0 [4/4] 菊池誠は、「情報提供」についての感覚がすごくダメだとおもう。 パニックを煽らない、っていう理屈が一応あるようだが。 84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[] 投稿日:2011/05/11(水) 16 19 07.18 ID WqV7A6Ll0 [1/2] 菊池って人は取り上げる対象をよく選んでると思うよ さすがに子供20ミリシーベルトを無条件肯定するのはまずいと思ったようだね 100ミリシーベルトまで大丈夫と言ってたどこかの教授がいたんだからそういうのを取り上げてみれば? 87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 16 46 27.54 ID lLWJSfE00 [1/4] 84 否定してるわけでもないんだよね。 そんで、20ミリってところににこだわるジャーナリストたちを 非科学的なように描き出す。 ま、バカじゃないわ。 88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 16 48 16.45 ID lLWJSfE00 [2/4] ジャーナリストたちが20ミリにこだわるのは、文科省がその数字をあげてるからだからなんだが、 そういうところは菊池誠は見ないふりなんだよな。 91 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 16 58 45.20 ID gAt0ASvr0 [2/3] 菊池誠は所詮、自称科学者の素人ブログ管理者に過ぎないからな。 発言内容に意味を求めても無駄。その辺の情報を適当にコピペしてるだけ。 理解して発信している訳ではない。 180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 13 38 07.06 ID 2NyLE5mm0 [1/5] 学校の20ミリについて、菊池誠がこういうことを書いている(kikulog)。 前にも書いたとおり、目標は平常時基準の1mSv/y。 ただ、それは「いつまでに」ということではなく、「いずれ」だと思う。 もちろん、早いほどいいので、低減努力を続けることが重要。 言わずもがなですが、子どもや妊婦には特に注意することはもちろん重要。 いずれにしても、「子どもに20mSvの被曝を許容するのか」という不毛な議論になってしまっているのは、 最初の政府発表が稚拙だったからだと考えています。 「子どもに20mSvの被曝を許容するのか」と問われたら、「許容していない」になるに決まっているわけで、 20という数だけに捉われた議論は不毛ですね。小佐古さんの辞任会見も、意味を誤解しているとしか思えない。 参考レベルをどういう理由でいくつに設定して、どうモニターして、どう低減していくか。ですよね 181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 13 50 44.64 ID 2NyLE5mm0 [2/5] 菊池誠の話題は嫌な人もいるだろうが、やはり時々はしっかり指摘しておきたい。 政府の中にいた小佐古よりも、自分のほうが事情をわかっているとおもえるゴーマンな感性だとか、 そもそもICRPは地域全体のはなしをしているのに、学校のなかだけのはなしにそれをあてはめている かんちがいいだとか、 そのICRP基準が正しいと考えるのは、菊池誠の好みだとか、 「いつまでに」ということではなく、「いずれ」、じゃその間にこどもはどんどん被ばくすることだとか、 低減努力を政府が続けると暗黙に仮定していることだとか、 最初の政府発表が稚拙だったから、といいつつ、結局それは20ミリにこだわるジャーナリストをdisることにつながることだとか、 そしてこのような様々な「科学以外」の文脈によって自分の判断は支えられているのに、そこは 見ないで(見えない?)、自分たちの判断が「科学的」と信じていることだとか。 182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 14 22 54.07 ID 2NyLE5mm0 [3/5] で、とうとう、完全にメルトダウンしていたことが明らかになったわけだが http //www.asahi.com/special/10005/TKY201105120174.html 菊池誠は、最初の頃なんて言ってたっけ?そんで今後なんて言うかな? 注目していきたい。 205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 17 45 23.65 ID 6k2rhQiF0 [6/19] 180-181 数日前に、(恐らくは)菊池氏的な態度をめぐって、心理学の渡邊芳之氏と、公共経済学のmojimoji_X氏が ちょっと激しめにやりあう展開があったんだけど、どっちの言うことも理解できる内容だった。 mojimoji氏は、そもそも脱原発・反原発が決して優勢じゃなく、しかも原発推進・容認派が大きな権力を持っている 状況では「ポジショントーク」は邪魔にしかならない、というかむしろ悪質、というまあ、ゴリゴリの正論を展開。 それに対して渡邊氏は、道徳的な善悪はともかくとして、意識してヒネクレタことを言ってる人達というのを、 単純に「原発推進派」と同様に扱うのは、いい結果を生まないだろう、というようなことを言いたそうだった。 議論としては、mojimoji氏が論理的で説得的だったが、しかし渡邊氏の非論理的で非説得的な意見の方にも、 何か捨てがたい、大事なものが含まれてると感じた。 例えば、菊池氏の「少ないものをどれほど減らしても多いものには影響しない」 http //www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1302095125 これなんかは、書き方さえこんなに酷くなければ、無意味な意見では決してなかったと思うんだよな。 ただ、書き方が悪すぎるから、これじゃ弊害の方が大きいんだけどね。 209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 18 15 01.81 ID QTEp3Yue0 [1/3] 205 レスありがとう。mojimoji_X氏たちのやりとりはツイッター上なのかな? だったら、時間のあるときゆっくり読んでみる。 読んでないのにアレコレいうのはいけないが、あえて言ってみると、 菊池は、「意識してヒネクレタことを言ってる人」じゃないと俺はおもってるんだ。 そこんところは、このスレで前にも話題になったかもしれないが・・・。 つまり、脱原発・反原発派の側の言説がどういう論理から出てくるのか、ということへの 想像力がなさすぎて、脱原発・反原発派の人たち(とくにジャーナリストたち)が、 ホントのバカだとおもってるぽい。バカにさとしてるつもりなんだな。 だから、本人は別にヒネクレてるという意識はないとおもうよ。 「少ないものをどれほど減らしても多いものには影響しない」にも、それがよく あらわれてるとおもうんだが・・・ 200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 17 32 07.86 ID Stdgapyv0 福島原発は(地震で自動停止して)核反応が止まったのだからメルトダウンしない(キリッ 震災直後の市民社会フォーラムというMLにて 菊地誠談 214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 18 42 48.62 ID uJWWjqHb0 [6/9] 212 それは知らんが彼のtwilogでメルトダウンって検索すれば、彼がメルトダウンを核分裂反応の暴走に 伴うものだと考えていたらしいことはわかる。まあこのころは結構みんな気楽な発言してたから・・・ これはあとで彼が言ってたような言葉の定義の問題じゃなく、たんなる勘違いだと思う。 炉心(被覆管だけの)損傷→ペレット溶融→炉心溶融(燃料が溶け落ちた段階)・・・→メルトスルー→・・→チャイナ・シンドローム) どの段階をメルトダウンと呼ぶかという話はあったけど、 核分裂反応がとまったらメルトダウンじゃない、なんて議論はなかった気が・・・ 牧野さんの 物理学者を名乗っていても「核反応は止まっているのでメルトダウンはない」とかいう人がいるのが 理解できん。 これは、彼のことだったのか… 244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 21 52 30.01 ID lQjR8Clo0 200 212 市民社会フォーラムのML (http //groups.yahoo.co.jp/group/civilsocietyforum21/ ) はメンバー以外には非公開だから全文引用はしないが、一部晒しておくか。 3月12日午前、菊池誠先生のそのキッパリ発言のわずか16分後、見かねて降臨した小出先生 (http //groups.yahoo.co.jp/group/civilsocietyforum21/message/33814 ) 菊池さん 京都大学原子炉実験所の小出裕章です。 核反応は止まっているので、メルトダウンはありません。 ... 菊池さんの誤解です。 ... 事故への対応に追われていますが、その点だけ、お伝えしたえしたくてメールを送りします。 それまで、はなゆーさんらの福島原発事故関連の投稿に盛んに噛み付いていた菊池先生も、 その後はぱたっと静かになりましたw 247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 22 03 11.92 ID 6k2rhQiF0 [15/19] 244 なるほどね。菊池氏は実は震災以来、小出氏に対しては一貫して擁護的で、 慎重な立場を取ってたんだよね。 自分はそこを結構評価してたんだけど、どちらかというと、「逆恨み」と思われたくない、 また自身も「逆恨み」に陥りたくない、という私的なバランス感覚だったのかもしれないな。 ただ、菊池氏は小出氏がガンダーセンの核爆発説には乗らなかったことについて、 ものすごく嬉しそうにしてたところもあるんで、本心から小出氏をリスペクトしてる部分も あるんじゃないかなあ。高木仁三郎さんのことも好きみたいだし。 239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 21 36 13.65 ID AAkcB3Qh0 [5/10] 菊池誠がうろたえている。 単に状況の解釈が変わっただけではないの その「状況の解釈」こそがすべてなんだが。こいつは何を言ってるんだろう。 kikumaco_x 菊池誠(多言) 格納容器から漏れてるのも既知の事実ではなかったのか kikumaco_x 菊池誠(多言) @TakkAbe 圧力容器底のパイプ溶接部とかなら、破損が広がっていたということですかね。もともと破損していたでしょ kikumaco_x 菊池誠(多言) よくわからないんだけど、1号機に何かが起きたの? 単に状況の解釈が変わっただけではないの? 618 自分:御用聴き(東京都)[sage] 投稿日:2011/05/15(日) 12 15 02.79 ID 0xcRGyPu0 [21/21] 239 「解釈が変わった」せいで、東電の収束計画とやらも変わりそうなんですが しかし問題は、東電も原子力安全委員会も最初にこれを把握してたはずなのに 「そのような事実は確認してない」といって問題を先送りにしていたこと それを指摘できずに「政府はまともに情報出してる」とかほざいていた菊池はクソだってこと 252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/12(木) 22 40 28.85 ID 12mJ1TN30 停止すれば、水が干上がれば、メルトダウンは起きない何てとんデモを、 科学技術が飯の種の、と学会、物理オタ、軍オタが主張したのが理解に苦しむ。 90年代に新聞を読む年齢に達していれば、 嫌でも崩壊熱が猛威をふるったスリーマイル事故の解説記事を目にしたはず。 何かの認知バイアスがあったとしか思えない。 http //www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-1.html 崩壊熱について、中部電力のHPでは原子炉を停止後、 「1秒後には定格出力で運転する際に発生する熱量の約7%,1日後には1%以下」 になるとしか説明されていません。 これだけを読むと、停止させればメルトダウンの可能性は低いと誤解するのは当然で、 説明が極めて不十分と言わざるを得ません。 「詐欺まがいの説明」に踊らされる程度ならば、 「少ないものをどれほど減らしても多いものには影響しない」はブーメラン。 275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/05/13(金) 00 43 05.25 ID JXI2XoUTO [2/11] 273 エスタブリッシュメントに近い者ほど安全を煽らざるをえなかった 簡単なことだよ。 危険を煽って間違いだったら責任を取らされるからだよ。 安全を煽って間違いだったら想定外で済む。 前例のないことはやらない木っ端役人根性だよ。 276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 00 45 50.20 ID Vk8cU5hN0 [2/3] 275 それはわかる。 でも、菊池誠みたいな立場なら、ただ黙ってりゃいいのにっておもうんだ。 あ、俺は主として菊池誠にずっと興味をもってるんで、どうしてもこういうレスになってしまう。 ピントはずれだったらごめん。 309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 13 22 55.91 ID OdekbBz70 [1/8] 昨日に引き続き、菊池誠について。(きょうは、あんまり書けない)。 kikumaco_x 菊池誠(多言) メルトダウンという単語は一種の呪いなので、呪文の及ぶ範囲をきちんと決めなければ、恐怖は広がる http //twitter.com/#!/kikumaco_x/status/68849873918754816 kikumaco_x 菊池誠(多言) @xsjazz 山下さんの「伝え方」を正しいと考えているわけではないんです。 僕らの考え及ばない思いがあるのだろうと。当時者性かな。 被爆二世が被災者と分かり合えない理由に興味がある。 また、「メルトダウン」という言葉は不正確すぎて、定義なしに使うのは事態把握に却って悪影響と思います http //twitter.com/#!/kikumaco_x/status/68856857770459136 310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 13 29 12.69 ID OdekbBz70 [2/8] 山下に対しては、内面をこうやって理解しようとするのに、脱原発志向のジャーナリストたちには嫌悪感が優先する (「AERAを許さない」発言など)。 「メルトダウン」に(言葉を使わないという意味で)こだわっていたのは東電・保安院側だったのが、いまや認めざるを得なくなった、 ということ自体がニュースなのに、そこへのツッコミはまったくない。 何故こうなってしまうかというと、昨日も少し議論になってたことと関連あるが、菊池誠が「科学的言説の政治性」について、 なぜか歪んだ理解をしていることと関係あるのではないか。たとえば河野太郎なら、あっさり、「東電はウソをつく」 http //www.taro.org/2011/05/post-1004.php と書く。しかし、菊池誠にはこれが書けない一方で、ジャーナリストたちのことは簡単にdisる。 エスタブリッシュメントに近い河野太郎が言えることを、中途半端な位置にいる菊池誠は言えず、しかも自分が言えないということすら たぶん気づいてない。 311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 13 34 57.30 ID OdekbBz70 [3/8] 本人は(取り巻きなども)、政治性を排して科学的な立場から発言しているんだ、と おもってるのだろう。この場合の「政治性」というのが、彼らにとってはたぶん、「サヨク市民団体的」というのと ほぼ同義なのだろう。そうだとすると、なんとも政治的に幼いということになる。 政府や東電のほうがずっと政治的だ、ということを(たぶん、そう言われれば肯定するだろうが)あまり よく理解してないのではないか。 312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 13 37 30.40 ID V0/OIPaw0 [1/4] 所詮、菊池誠 313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 13 43 36.11 ID MRx8+diN0 [1/3] 「正常化バイアス」と「俺以外みんなバカ」の融合はなんとも無残。 317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[] 投稿日:2011/05/13(金) 13 58 16.76 ID 3xeYN4Me0 [4/5] kikulogでは水蒸気爆発とメルトダウンの書き込みを“技術開発者”とかが全否定してたな。 kikulogには楽観視しか出来なかった、間違った見解ばかりが沢山残ってしまった。 科学者のブログとしてはバツが悪い。 これだけの事態を専門外の学者が分析する事自体、ムリだったのかもな。 しかし専門外が迂闊に動くと、こういう結果になるという良いサンプルになったな。 321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 14 04 51.54 ID V0/OIPaw0 [2/4] 317 科学者のブログとしてはバツが悪い。 大丈夫だよ。あそこは都合の悪い記事は平気で削除するし過去の過ちを痕跡無く修正する。 そもそも自称「科学者」なだけで、姿勢がぜんぜん科学者じゃない。 326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 14 23 29.62 ID OdekbBz70 [4/8] 321 あそこは都合の悪い記事は平気で削除するし過去の過ちを痕跡無く修正する。 私は、震災後にはじめて菊池誠を知って、kiklogも読むようになったんですが、どうもそのとおりみたいですね。 330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 14 32 50.33 ID OdekbBz70 [5/8] 325 原発反対派の後ろにいる、特定の思想的を持った人が気に入らなかった それはありますね。菊池誠も、ハッキリは言わないが、そういう感情を背景にもっている ような気がします。 しかし、古くは「民主主義」、近くは「科学論」「フェミニズム」なんてのも、 もともとはサヨクの人たちの思想だったものが、 今は整理され綺麗にされて、一般国民の教養になってる部分もあるんで、 脱原発もそういうふうに位置づけられるようになるとおもいます。 333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 14 40 23.02 ID n/o73Hq90 325 原発反対派の後ろにいる、特定の思想的を持った人が気に入らなかった。 あるとこで目撃した原発反対の抗議をしている人たちの行動が、余りに非常識だったこと。 この手の話はさんざん出てくるけど、よくよく見てると いろいろ後づけの理由はあるが、結局、そもそも大きな声で権威に刃向かうことがキモいし、非常識だ というのが皆の正直な意見なんだよなw組織で行動したらどこでもいろんな奴がいるし 「どうすれば多数派から後ろ指さされずに政治的主張できるか」という線で考えることが、知的で現実主義ってことに なってるけど、そもそも虫がよすぎる設問 334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 14 55 44.16 ID OdekbBz70 [6/8] 333 大きな声で権威に刃向かうことがキモいし、 非常識だというのが皆の正直な意見なんだよな それもありますね。菊池誠の背景にある感情はむしろそっちのほうが近いかな。 そういう態度は「科学的でない」ということで、kikulogの「少ないものを・・・」の エントリになるんでしょう。 378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 22 21 03.95 ID g+zI2hJs0 @kikumaco 茶葉からお茶にするときに、どんだけ出るのかなあ http //twitter.com/#!/kikumaco/status/69027055160922112 「疑う心」を発揮されておられるようです。暫定基準値を超えた、ってこと 自体がニュースなのに。 そのうち、「放射能が抽出されにくいお茶の煎れ方」なんて言い出すかも。 389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 00 51 07.77 ID wlAvgkY60 [1/11] 388 顔のある専門家が本来するはずの仕事 私もそう思います。(たびたび菊池誠で恐縮ですが)こういうのは、 科学の大衆への説明・普及というテーマにとりくんでいる(ようにみえる) 菊池誠一派が本来取り組むようなテーマかとおもいます。 その彼らがなんで体たらくになってしまうのか。これが大きな問題だと 私には感じられます。 403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 02 35 09.27 ID wlAvgkY60 [5/11] あと、さっき菊池誠がこんなツイートしてるけど、 === 上杉さんは「アメリカは80kmだ。それが正しい」といい続けたんですよ。 理由なんかないの。彼は日本政府がやらずに外国政府がやっていることは、 すべて外国が正しいということ 上杉隆はもういいよ。どれだけの人の時間を無駄にさせたか 違うよ、上杉隆の当初の一連の「メルトダウン」くらい馬鹿なものはないよ。 本当に彼は膨大に時間の無駄をした。あれほどこだわった80kmもアメリカ自身が根拠無しと認めた。彼 は単に「外国の情報のほうが正しい」という思い込みだけで、多くの人の時間を無駄にさせた === 私にすれば、これは菊池誠の誤解もあるかなあとおもう。 つまり、上杉は別に、科学者のように自説を主張していたんじゃなくて、 外国ではこう言ってるが実際はどうなのか、もっと情報公開しろ、って言ってたんだったり、 事故初期はもっと最悪の事態を考えて避難範囲を決めるべきだ、って言ってたんだりしただけで、 これはサイエンストとしてはどうか知らんがジャーナリズムとしては別におかしくないとおもう。政府・東電に本当に根拠があるなら、 当時でも説得力のある反論ができたはずだけど、あんまり説得力はなかったと思う。 まして「時間を無駄にさせた」のを(政府・東電じゃなく)上杉のせいにするのは、どうかとおもうな。 404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 02 38 36.42 ID wlAvgkY60 [6/11] 80kmはともかく、日本の大メディアだって、たとえば50km以内には自社の記者は はいらせなかったりしてるわけだし、 そもそも事故の様相だって、当初はまだどうなるかわかってなかったわけだしね。 408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 02 57 01.29 ID XROm7G7U0 [2/4] 俺は当初の退避の距離に限っては、まあそんなもんだと思ってたり。 (ただし線量分布がわかってからの30km圏外高線量の場所の扱いは遅すぎ) 理系クラスタでは当時話が出てたんだけど、現実問題として日本人全員80km圏内 退避は当時無理だったんだよ。もし政府がそんな勧告出してたら、取り残された 人間が悲惨なことになってた。 特に14日までの3日間くらいは、被災して屋内その他に取り残されてたけどその後 救助して助かった人もいた筈で、もし80km退避だったらそういう人は今頃全員死ん でた。80km退避命令を出してたら、放射線被害が減って助かるようになる人間 の人数より、80km圏内に取り残されたりなんだりして死ぬ人間の人数の方が 多くなっても不思議はない。 外国人なんかはそういう事情はないし、全員退避も実施可能だから80km退避勧告も 出せるんだよ。 こういう想像は、別に理系じゃなくても、実務経験があれば思いつくと思うんだけど なあ。そうでもないんかな。 409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 03 00 07.45 ID tez257+y0 [3/3] 上杉の判断が、検証抜きの「何でも外国正しい」的だった面はあろうし、 そのことだけ批判しておけばいいものを、また一言二言多いというか… 米は2号機の燃料が全て損傷したという仮定に基づいていたというのだし、 実際にも風向き次第では関東一帯相当深刻になった可能性もある… てゆか既に深刻だという立場もあるので… 時間を無駄にしたかどうかは、汚染の深刻さをどう評価するかに依存する… と、見てる方も何か一言いいたくなる、いつもの菊池さんの言説であったw 410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 03 14 57.83 ID wlAvgkY60 [8/11] 409 まったく。 408 それは、誰でも理解できることだとおもいます。 しかし、現実問題として無理かどうかを、科学者が自分から取り込んで判断するのはどうかな、とも 私はおもいますね(政府の役人になってる科学者は別でしょうけど)。 全員避難でなくても、いろいろ考え方もあっただろうし。どうするかのプランは結局、科学者、官僚、政治家たちの合作として ジャーナリストに説明する、といった感じになるのが理想なんでしょうが、日本としては、あれが精一杯なのかも 知れません。 411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 03 26 47.88 ID wlAvgkY60 [9/11] つまり、決定決定に至る合理的な理由を 上杉たちは欲していたんだろうなとおもいます。 政府にそういった余裕はなかったんでしょうけど。 412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 03 34 46.26 ID Y1EBffIf0 [1/5] 上杉が評価されるべきは彼自身が権威を装おうとしない所。 彼の冗談まじりのスタイルは、自分自身も疑ってくださいというメタメッセージがあると思う。 加えて、常に既存メディアのカウンターバランスを指向してる。 独善的な真実を信奉してる者に、決定的に欠けているのはこの立ち位置というか感覚だと思う。 上杉の主張は80kmに根拠があると言うよりも、諸外国の原子力災害の危機管理においては 最初に広めに避難勧告を出して、徐々に狭めていくのが安全の観点からしても「常識」であって 一方日本政府は最初3kmから始まり、10、20、30と後手に広げるのは正反対だという事。 結局それで被曝しなくても良かった人も被曝しているし、 さらにもっと事故が大惨事に展開していてもおかしくなかった。 加えて、そうしたズルズルした拡大が、周辺住民には かえってどこまで広がるんだという不安を引き起こしてる、と言ってたよ。 ちなみに80kmは50マイルの換算。そういう事。 もちろん大手メディアがそれを指摘していたら、上杉が出る幕は無かったかもしれない。 菊池の指摘は随分的外れというか、決定的にずれてる。 このズレが菊池を菊池たらしめている訳だろうが。
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登録日:2019/07/25 Thu 22 57 38 更新日:2024/06/28 Fri 15 48 29NEW! 所要時間:約 52 分で読めます ▽タグ一覧 pseudoscience でっち上げ アニヲタ理科教室 エセ科学 オカルト スピリチュアル デマ トンデモ医療 トンデモ科学 ニセ科学 ミーム 一覧項目 偽物 危険 嘘 所要時間30分以上の項目 未科学 疑似科学 相対性理論 社会問題 科学 詐欺 迷信 陰謀論 疑似科学とは、既存の科学的事実を否定できるかのように詐称している何かのこと。 「エセ(似非)科学」「ニセ科学」「トンデモ科学」とも呼び、英語では「pseudoscience」と書く。 ▽目次 概要 科学とは何ぞや未科学・宗教・スピリチュアル・占い・オカルトとの違い 疑似科学の特徴 疑似科学の問題点 代表的な疑似科学 疑似科学かどうか未知数な理論 余談 概要 教養が無い者が騙されやすいと言われるが、高学歴の人物や社会的な地位がある人物であっても、疑似科学を信奉してしまう者もいる。 酷い時には、知ってか知らずか学者や医者など、専門家が金儲けに利用している/されていることすらある。 詐欺や陰謀論同様に「自分は絶対に引っかからない」と思う人も注意が必要。 「海外の〇〇大学の△△教授が××には□□が有効だと発表した!」なんてものが拡散されたりするが、安易に鵜吞みにはせずにまずは「周りの情報」をきちんと取捨選択すること。 よくよく調べていくと、実際は大学教授ではない人物の発言であったり、その人物すら存在しないでっち上げのこともある。 例えば「Royal Veterinary College , University of London ~」とだけ見て、「ロンドン大学の偉い人が何かやったのかな?」と思った貴方はちょっと待った方が良い。 「ロンドン大学」は確かに存在するが独立した17のカレッジと10の研究機関が加盟する連合を総称して「ロンドン大学」と呼ばれており、1つだけの大学のみを指して言うものではない。 更に「Royal Veterinary College」は「王立獣医学」、獣医学部である。ほ 人間は普段使わない言語や知らない国・文化・用語に対しては意外と無頓着で特に英語などは前後の単語で意味が変わったりすることもままある(*1)のだから猶更気を付けるべきである。 時折、ニュースのソースとして使われる新聞「ワシントン・タイムズ」と「ワシントン・ポスト」はどこがどう違うのか説明できるだろうか? + 答え 「ワシントン・タイムズ」は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系が発行している新聞。 「ワシントン・ポスト」はワシントン都市圏で多く発行されている新聞。 科学とは何ぞや 1982年にアメリカのアーカンソー州で行われた進化論裁判で、裁判官は判決文で科学の定義をこう書いた(まとめ)。 「科学とは、自然界を分析する事で、自然界の法則について大勢相手に説明するものである(超自然の存在を差し込んで分析のしようがない状態に持ち込んではいけない)」 「科学法則は論文という形で公開される。これに異論のある人はいつでも再検証してよいし、するべきである(超自然の存在を差し込んで再検証(疑う事)をためらわせてはいけない)。」 「科学法則に絶対はない。科学法則は常に「現時点での仮説」である。新しい発見や技術によっていつでも反証されるし、されるべきである(「絶対」とか「真実」とかいうものは科学ではない)。」 つまり、科学の定義は「個人の主観に頼らず大勢の検証を経て、理論的に自然界の物事を解析・理解する試み」であるとされる。 よく「科学的に否定された~」みたいな文があるが、これは「科学的に矛盾している」という表現が正しい。 再検証で反証される事はあっても、「科学」自体には立証する機能はあっても否定する機能はないのだ。 疑似科学というのはこの否定しない性質を悪用しているものも多い。 未科学・宗教・スピリチュアル・占い・オカルトとの違い 未科学 「現在の科学で実証するのは困難だが、明確に矛盾を指摘するのもまた難しい」もの。 ただし、実際の科学的論議の場で使われる事はほとんど無い。論じようにも立証できず、不毛なためである。 疑似科学の信奉者が「あくまで立証されていないだけでこれは未科学です!」と主張することもままあるので注意。 宗教 本来は「人間はどう生きるのが幸せか?」「どうすれば社会の平穏・秩序が保たれるか?」を解き明かすのが目的なので「土俵が違う」。 とはいえ「ノアの大洪水は実際にあった歴史的事実であり、地質学的にも立証されている」「物理学による魂の立証」なんて事を論じ始めると疑似科学になる。 スピリチュアル、占い QOL向上や自己啓発に重きを置くこれも、基本的には宗教同様に科学と対立する立場ではない。 しかしこれも「オーラは科学的に実証された」「量子力学による引き寄せ」なんて事を実際の科学的証拠を無視して論じ始めるとそれは疑似科学になる。 オカルト ラテン語の過去分詞「 occulta(隠されたもの)」を語源とする、視覚や触覚で感じることができない事を意味する言葉。 神秘的な物や超自然的な物を指し、「錬金術」「魔術」「UMA」「超能力」などがオカルトの代表格に挙げられる。 そこから転じて、科学で実証されていない・矛盾している分野を総称するので、上記のスピリチュアルや疑似科学も纏めてオカルトと呼ばれる。 明確な線引きは難しいが、「超能力の科学的トレーニング」「科学に基づく未来予知」を語ればそれは疑似科学と言える。 疑似科学の特徴 そもそも「まっさらな状態から実験・観察で得られた証拠・事実を互いに照らし合わせ、どのような考え方をすれば最も矛盾が少ないか」を探すのが科学。 しかし…… 1.自分に都合のいい証拠はどれだけ怪しくても採用、不利な証拠はどれだけ信頼性が高くても無視 「この仮説が正しいことを前提にすれば、こうなるはず」という考えの元で実験や観察を行う場合はあるが、それはあくまでも思考実験。 しかし、「まず信じる」ということが前提にあり、逆に言えば結論ありきのかけ離れている有様なので、自分の都合のいいものだけをピックアップし、自説を否定する論拠は無視するか、論破できるものだけを採用して反論し、自説の補強に使ってしまう。 2.自説に反証可能性がない 科学に絶対という概念を持ち込もうとするため、当然ながら反証可能性(*2)を用意するという発想すら出てこない。 正しいかどうかとは次元の異なるこれが許されると、どんなトンデモ理論でも立証可能になってしまう。 断定的な見方を避けたがる本来の科学よりもインパクトがあり、無知な人ほど「エコーチェンバー現象(*3)」を引き起こしてしまう可能性もある。 3.相関関係と因果関係の区別がつかない 例えば、「テレビの普及率が増えるとガンで死ぬ人が増える!テレビにはガンを増やす作用がある!」というような論調。 この例の場合、テレビの普及がガンの死亡率に影響を与えると言い切るには、何かしらの証拠の提示が必要になるのだが、疑似科学者にはこの区別がついておらず、「相関関係を示せた=説を立証できた」という理屈に走りがち。 この理屈を応用すると「美少女フィギュアの普及率と若者の自動車購入率の間には負の相関関係がある → 美少女フィギュアを普及させたのは、自動車を買わせまいとするフィギュア業界の陰謀だったんだよ!」という論文もどきも割と簡単(*4)だが、日本の場合、フィギュアの値段は車よりはるかに安いし、ガンで死ぬ人が増えているのではなく、ガン以外で死ぬ人が減っている(*5)。 また、他の応用例としては「米花町にはガンで死ぬ人がほぼいない!米花町に引っ越すとガン予防になる!」という町おこしも出来てしまう(*6)事になる。やたら引っ越しや旅行を拒むあたり実際にそんな町おこしをやりかねない町ではあるのだが… 4.事実ではなく感情や信念、不可視で検証困難な概念を重視 反証などに対して「そんなことは我々の信念から認められない」「高次元からのエネルギー」「従来の科学で説明不可能なエネルギー」などと 宗教系・スピリチュアル系・イデオロギー系に多い自身の感情や信念を「定説」「〇〇では常識」とお粗末すぎてツッコミ所満載な理論を掲げる。 宗教やスピリチュアル自体は科学と対立する物ではないことは先述した通りだが、疑似科学に説得力を持たせるために悪用されやすい。 上述した「自説に反証可能性がない」こととも相性が良い。 5.自分たちが認められないのは陰謀がある 認められない原因が自身の説の検証不足に由来することを認めない。 政府・大企業・学界、医療機関、製薬会社、大富豪、極端な例になると秘密結社などから「自分たちの製品・献金している企業の製品が売れなくなるから」「学者の頭が固いから」中には「秘密結社による計画の達成が困難になるから」等という理由で目の敵にされていると思い込む。 6.自分たちをガリレオやパスツールにたとえたがる いずれも画期的な科学的理論を構築しながらも、当時の異端として批判に晒された ガリレオやパスツール のように「批判されているのだから自分も正しい」という謎の理論に走りたがる。(*7) 彼らが再評価されたのは科学的姿勢のもとに他の科学者を納得させるだけの証拠を提示できたか、後日別の人物が根拠を提示したからなので、疑似科学が正しいということにはならない。 7.根拠となる論文が無い/論文を書かない 科学の世界においては論文を書いたかどうかが何より重要な実績であり、どんな論文を書いてどんな学術誌に掲載されたかが非常に強力な武器になり得るのだが、何故かそれを全くしない。 「論文を書くだけの時間的余裕がない」「頭の固い科学者に論文の学術誌掲載を阻止される」などと返ってくる。 しかし、前者の主張をする人は大抵一般向けの書籍執筆、講演会、テレビ出演はしっかりやっていたりするので何をかいわんや。 後者については、「大抵のまともな学術誌には論文の査読(*8)がある」というのが真の原因と思われる。 + 査読について 学術誌の世界では、非常に厳しい査読に耐える論文だけが生き残れる。 明らかな間違いや、検証の進んでいない仮説が正しいものとして前提になっていたりすると容赦なくボツを食らうのである。 何故なら科学の世界はこうした論文の成果を前提に新たな研究を進めていくので、こうした査読に耐えられないような論文が研究の土台になっていると、 せっかく多大な労力を支払った新たな研究が崩れ去ってしまう徒労が起きることがあるからである。 そのため「とりあえず載せる」と言うような緩い対応が取れないのだ。 査読をする科学者の人選も厳格だ。公平・厳正を期するために論文投稿者と個人的な面識がない査読者が選ばれ(*9)、査読者は投稿者に伏せられる(*10)。 そして、初回から「そのままで可」「軽微な修正が必要」となることは少なく、大抵は「大幅な修正が必要」「掲載拒否」の判定とともに厳しいコメントが返ってくる。 それに加えて(きちんと査定する価値があると判断された上で)難解な物ともなれば数カ月~年単位の査読の時間が必要になる場合だってある。 査読者だって論文を理解するには相応の時間が必要だし、自分の研究もある以上、他人の論文の評価にだけ時間は割けないのだ。 もちろん査読者だって人間なので、意見が変わることも当然ある。 酷いときには投稿論文の審査を遅らせ、その間に投稿論文のアイデアを盗用して自分の論文として発表する査読者すらもいる。 しかし、科学の世界ではこれだけのリスクを飲んででも科学の健全性を保っているのだ。 とはいえ、論文の掲載数で評価が定まることの多い研究者たちは、掲載してもらえないと今後大学院に在籍することすらできず、研究の継続どころか明日の生活さえままならない。 そうでなくても、本人なりに真面目に行った研究成果を否定されるというのは精神的にかなり来るものがある。 そういう研究者の論文掲載点数稼ぎに協力および学術誌の儲けの(*11)ために、ろくに査読をしない学術誌が「捕食出版」「ハゲタカジャーナル(英 predatory journal)」として現在学会で極めて深刻な問題になっている。 「ハゲタカジャーナルに論文が掲載された」ことでその後のキャリアが閉ざされるケース(*12)、ハゲタカジャーナルのリストを作ったところ掲載されたジャーナル側が訴訟も辞さないと抗議してくるケース、ちゃんと査読しているのかということを確かめるためのあからさまな釣り論文を送って掲載された際に査読をしなかった学術誌より釣り論文を送った学者側が強く批判されるなど、非常に根の深い問題なのだ。 また何より、疑似科学が掲載されてしまう危険性を孕んでおり、実際に怪しい論文が掲載されているという指摘もある。 更に言えば「送ってくれたら載せます!」状態のハゲタカジャーナルに載せる論文すら書いてない物は、そんなスタートラインにすら立っていないのだ。 論文は無いが学会発表はしている!!という主張をするケースもあるが、これも注意が必要。 たとえそれが本当であっても、学会発表の権威は論文とは比較にならないのである。 + 学会発表について そもそも学会発表は「こういう考えがあるんだけど知ってほしい 手伝ってほしい」アピールをする、「こういう考えがあってこの考えを補填する意見が欲しい」という議論の場であって、割と疑似科学も素通りだったりする。 特に立証ができない(真っ当な)未科学分野に対して厳密にやると科学の権威化として批判されてしまうので、この手のトンデモ発表は初日の早い時間にまとめられて、本来の真面目な発表を邪魔しないようにスケジュールを組みながらバランスを取っているようである。 さらに酷い例になると、YouTubeなどの動画、個人ブログやSNSの記事、タブロイド紙などの情報が根拠として挙げられることもある。 時には、これらも論文の一種だと勘違いして「根拠となる論文を出してください」という問いに対して「○○さんのブログに書かれています」と頓珍漢な返答をする者もいる。 8.特許や採用実績を強調する 特許・実用新案は「新規性(既存技術と被っていないか)」「進歩性(既存技術から簡単に思い付くものでないか)」のある技術を保護するだけで、永久機関など明らかに自然法則に反したものでない限りは技術の検証では却下されない。 そもそも特許庁に科学論文を審査できる様な仕組み・能力などないのである。 また、「有名な大学が研究している成分」といった謳い文句も見かけるが、大学で研究されているからといって人体への有用性が実証されているとは限らない。 9.有効範囲が異様に広い 単純に「顧客」の数を増やすために、疑似科学商品は「これ一つで何にでも効く!」という宣伝文句がおなじみである。 医療系なら、風邪からガンや糖尿病、果てはエイズまで何にでも効くと言ったり、中には人間の調子を整えるだけでなく、ペットや機械などにも効果があると謳う。人間・ペット・機械では言うまでもないが「構造」はそれぞれ違っている。そんなゲームのような「万能薬」が存在するのであれば世の薬局や病院は全て更地になっていてもおかしくない。 だからこそ、先述した陰謀論が絡められることが多いのである。 中には何も考えていないのか、「腐敗を防ぐ」と「発酵を促進する」の矛盾した効果が一度に現れるなどと宣伝している商品もある(*13)。 科学的には、例えば「○○という新薬は××という病気の平均生存期間を△か月伸ばす」ということを証明するだけでも、長い時間と多額の費用が必要になる(*14)ので、「何にでも効く」と宣伝した時点で疑似科学、百歩譲って検証不足と見て間違いない(*15)。 10.でも言質は取られないように気を付ける ハッキリと「病気が治る!」と断言してしまうと薬機法その他に引っかかってしまう(=摘発される)ため、大抵の販売業者は「 ※個人の感想です 」「(ダイエット器具やサプリなら)通常の運動と組み合わせています」などと小さく注意書きをしたりして摘発のリスクを回避している。 「健やかな日々を過ごすために!」といった抽象的な表現のみが用いている場合も、医薬品としての効能が認められている訳ではない(*16)。 また、「100%治る!」ではなく、 「100%完治への挑戦」 という謳い文句なら、「あくまで挑戦しているだけですよ」と言い訳できる。 後述のホメオパシーも、現在は「ほかの医療と併用して効果が出るものだ」という趣旨の文章を掲載している。ガンガンガン速かな? 何にせよ、根拠のあるデータを示さず、使用者の体験談や抽象的な表現ばかり載せているならば注意した方がいいだろう。 疑似科学の問題点 1.科学的に正しい説まで疑似科学扱いされてしまう 科学的に正しいと認められるまでは、相当多くのプロセスを踏まなければならない。 そして、そのプロセスの過程を読みこなすのも、決して片手間にできる作業ではない。査読は長期間かかることもあることは前記した通りである。 結果として、読む側も「どーせまた疑似科学でしょ」と科学的な検証を踏まえた説まで見向きもしなくなってしまう。 決めつける側の態度にも問題はあるが、多くの疑似科学が読む側にオオカミ少年現象を起こさせているのである。 実際に日本では、2018年にWHOが「ゲーム障害」を新たな病気と認定した際、名前が似ているからか後述する「ゲーム脳」と混同する人が非常に多かった(*17)。 また「疑似科学者の主張している内容は間違いだが別な科学的視点・論点では正しい内容だった」というケースも有りこれらでは疑似科学のレッテルを貼られたせいで検証や正しい知識の流布が遅れてしまうという問題点が生じる。 2.悪徳商法に使われる 人々は効果が期待できると考えるからこそ、もしくは不安を拭いさりたいために高い金を出して効果のある商品を買うのである。 だが、実際には効果が全くない品物を疑似科学の理論でもって効果があると誤信させるなら、それは悪徳商売に他ならない。 消費者庁も、しばしば「こんなのは疑似科学だ。科学的な面して商品を売るな」と命令を出している。 3.健康被害が起きる 疑似科学を信じた人々は、医者による標準治療(一般的な医薬品や手術など)(*18)を拒絶して疑似科学によるトンデモ医療に頼ろうとすることが少なくない。 どんな名医も、自分の言うことを聞かない患者を治すことはできない。 結果として、疑似科学は信じさせることで人を殺すことができてしまうのである。 アメリカでは、新型コロナウイルスについて「タダの風邪」「ワクチンは危険」と言った疑似科学言説を信じてワクチンを拒否した人々が結局コロナに罹患してワクチンを懇願するも、医者も「もう手遅れです」と絶望的な宣告しかできないまま患者が死んでいくという例が報告されている。 自分が被害を受けるだけならまだしも、日本でも後述するように「助産師がホメオパシーを信奉していたせいで赤ちゃんに必要な栄養を与えられずに死亡する」という大事故が起きている。 人の命を預かる立場の人間、たとえば「子供の保護者や教師」「老人や重病人の介護者」「医療関係者」が疑似科学にかぶれてしまうと、それはもはや先述のコロナワクチンの例とは比べ物にならない実害を及ぼすのだ。 また、こうしたトンデモ医療に傾倒してしまう人(やその家族など)は、医療などへの不信感があったり、現代医学では完治が難しい疾患などを抱えており、藁にも縋る思いで治療方法を模索している場合が多い。 トンデモ医療は、そうした人を狙っているのである。 4.国家的な取締が困難 上記のような問題点があっても、こうした疑似科学の主張を取り締まることは非常に困難である。 多くの国では表現の自由を認めている為、個別的な商売などを詐欺だと認定することはできても(*19)、多くの国家において疑似科学に基づく主張自体は取り締まれない。 と言うのも、ルイセンコ主義やEM菌のように政府や為政者が疑似科学を本物と認め、認めることを強いてしまったという正反対のケースがあったため、政府の取締を認めるのは危険極まるのである。 また、仮説と疑似科学の区別は難しく、そんな仮説すらも取り締られるリスクがあるとなれば、真っ当な科学の発展を阻害する恐れもある。 代表的な疑似科学 ルイセンコ主義 数少ない国家主導の疑似科学にしてソ連崩壊の一因、そして疑似科学の危険性を一発で理解できる悪例。 1930~60年代にソ連の生物学者トロフィム・ルイセンコが提唱した学説だが、 その内容は「低温処理によって春まき(秋まき)小麦を秋まき(春まき)小麦に変質させられるように、遺伝的性質は後天的に変化させられる」というもの。 一見すると画期的であるが、ぶっちゃけ科学的には「不細工な人に整形を施せば子孫は皆生まれつき美形になる」というレベル。 こんな戯言は獲得形質の遺伝を是とするラマルクの学説に基づくものであると同時に、現代遺伝学の定説にして資本主義国の主流であるメンデル遺伝学に真っ向から反するものである。 普通の国なら科学的に否定されるはずだが、ここはソ連。 「努力すれば必ず向上する」「革命によって人類は急速に進化する」という、共産主義のイデオロギーと合致した理論が時の最高指導者にいたく気に入られ、あろうことか国策として用いられてしまった。 その最高指導者とは?ルイセンコが活動した年代で想像がつくだろう。そう、スターリンである。 スターリンの庇護を得たルイセンコは、反対する他の科学者を「反動的なメンデル主義者」として片っ端から粛清。 邪魔者を一掃した彼は自身の学説に基づく農法を推し進めたが、その方法は「雪の上に種を撒く」といった斜め上のものばかり。 当然のように失敗して深刻な凶作をもたらしても、「富農が私の理論を歪めた」とイデオロギーの話にすり替えるばかりで一切反省しなかった(*20)。 DNAが解明された今となってはルイセンコの学説を支持する者は消えたが、彼に弄ばれて失った資源や人材は最早戻ることは無い。 こうしてロシアの農業・生物学は今日に至るまで他国に大きく後れを取る羽目になった。 ちなみに、「実験室におけるデータ上は」ルイセンコの主張に沿った実験結果はちゃんと得られていたのだが、現在はそのカラクリもほぼ解き明かされている。 間違ってもスターリンお墨付きの理論に反するような結果を提出したら自分が粛清の対象になるので、研究員がデータを弄っていたのである。 ロシアに限らず、当時の東側共産陣営にもルイセンコ農法は広まり、受け入れる国が続出してしまった。 日本にもルイセンコ主義に基づく農法は入ってきたが肝心の効果を疑問視する声が大きく、影響は比較的軽微であった。 ただし、ルイセンコ主義は徹頭徹尾間違っていたかというと実はそうではなく、「小麦を低温にさらしておくと開花時期が変わる」という経験が現在でも春化という処理として出荷時期をずらす技術として活用されている他、 日本では「後天的に獲得した性質が遺伝する」という点を立証するためにルイセンコ支持者が接木キメラを研究し、その成果として新しい野菜を開発するなど良い意味での影響ももたらしている。 部分的に正しかったからこそそこをとっかかりにして信じる者が出てしまった上、大多数を占める間違っていた部分がすさまじい被害を及ぼしてしまったのである。 打麻雀運動(Dǎ Máquè Yùndòng) 上記ルイセンコ主義と同じく、安直な発想での環境改造がいかに災厄をもたらすかのわかりやすい例。 あの大躍進政策中に毛沢東が主導して行った四害排除運動の一つで、言うまでもないが麻雀を禁止するわけではなく「農作物を食い荒らすスズメを全て根絶すれば、農作物生産量大幅アップだぜ!」というもの。 →結果、スズメが減ったせいで、害虫が大発生、史上稀に見るレベルの超大凶作に。 ……そもそもスズメは「害虫を食べる春は益鳥、米を食べる秋は害鳥」と時期によってその立場が180度変わる鳥であり、人間の勝手な都合で「益鳥・害鳥」という側面しか見ずにこんなことをやらかせばどうなるかは火を見るより明らかであった。スズメは単に自分の生活をしていただけである。 仮に完全な害鳥だったとしても、1950年代ともなれば既に食物連鎖の概念も普通に定着しており、それを安易に断ち切ることがどんな結果に繋がるかは想像されてしかるべきであった。 単純な擬似科学というよりは、基礎的な科学概念が指導者に根付いていないとどうなるか、の実例と言える。 この事件のマンガの雀のコマを火の鳥に差し替えたコラも有名。 ホメオパシー 疑似科学の代表格にして、トンデモ医療の代表格。 「極端に薄めた毒物(レメディ)を摂取する(大抵は砂糖に染み込ませた状態で)と、その毒で発症する病気が治る」という、ワクチンとは似て非なる謎理論によって成り立っている。 希釈の度合いはあまりに極端であり、計算上、レメディには元になった毒物が 一分子も含まれていない ため、単なる砂糖玉としか言いようがない。 しかも、ホメオパシーでは 薄めれば薄めるほど薬効は高くなる とのことで、この方がよく効くらしい。何度聞いても理解に苦しむ理屈である。 後述する「水の記憶」云々と結び付けて語られることも多い。 もちろん細菌論や分子論の基礎に真っ向から反しており、「ホメオパシーの薬効はプラシーボ(*21)を超えるものではない」と確認されている。 現代では二重盲検法(*22)による検証も重ねられているが、その度にブラシーボを超えるものではないという結論に拍車がかかる。 ちなみに、プラシーボ効果自体は症状によってはある程度有効ではある(*23)。 そうした患者の不安を解消し、医療への信頼を保つ(*24)という視点からは偽薬にも一定の有効性はあり、実際薬が少ないと苦情を言う患者に合わせた「まったく効果のない薬」というのも開発されている。 ただし、このこと自体はホメオパシーの正しさとは一切無関係。むしろレメディに関して言えば宣伝する人がいなければ最初から効果があると信じる人も出ない言わばマッチポンプである。 医者が患者の要望に応えてレメディを投与することがあったとしても、それは医者が効果がないと知りながら宣伝者の尻拭いをさせられている状況であることに注意しなければならない。 ▷擁護というわけではないが… この理論が提唱された当時(1796年)は「英雄医療」と呼ばれる有害な医療がまかり通っていたという事情がある。 例えば、「病に汚染された血を抜く」と言う理屈で大量の瀉血(血を抜く)を行い、病人を衰弱させて死ななくてもいい患者が死んでしまうことも多かった。 また、当時多かった妊婦の死亡原因である「産褥熱」は消毒を知らない医者の医療行為によるものである。「メスを研ぐのに靴の裏を使っていた」なんて話も残っているほど。 センメルヴェイスが手洗いや消毒の大切さを提唱したのが大体1850年前後で、現在では当たり前の消毒法の方がむしろオカルト扱いされていた時代が長く続いたのだ。 しかも、センメルヴェイスの提唱当時は細菌論がなかったため手洗いが有効な理由が経験的にしか説明できず、「人の命を救っている我々医師の聖なる手が汚れているとは何事か!!我々の手が患者を殺しているとでも言う気か!!」という医療界の反発に遭い、彼自身精神病院で悲惨な最期を遂げるハメになってしまった。 19世紀末になっても、近代看護の祖であるフローレンス・ナイチンゲールが「医療知識のない一般人が善意で薬を取り寄せて診断無関係に配るような行為が横行している」と書いている。 それに比べれば「単なる砂糖玉」に過ぎないレメディは無害であり、患者の治癒率は結構高く見えた。もちろん実際は自然治癒の賜物であったわけだが。 つまりマイナスよりはゼロの方がましという意味ではマシな部類であり、これは当時のマイナスにしかならない医療がはびこっていた社会情勢とうまく噛み合っているものだった。 提唱当時である18世紀末は分子論も存在せず、キニーネ(*25)にホメオパシーを裏付けるような特徴があったという事情もある。 ナイチンゲールも「薬を配って善行をしたと思いたがる素人にはホメオパシーでも配らせておけばいい」と言っているぐらいである(*26)(*27)。 ただし、もちろんこれは現代医療には当てはまらない、時代遅れの理屈である。 ここまででも結構な問題なのだが、まだましなところで終わっていただろう。 ホメオパシー始めトンデモ医療は 標準医療を否定して全てトンデモ医療に頼りましょう! と言い出してしまい、問題が更に深刻化してしまった(*28)。 ▷ホメオパシーによる事故の例 フランスの女性が、旅行に際してのマラリア対策として、オーダーメイドで「藻、植物、蚊の抜け殻、その幼虫と卵といった不純物を含むアフリカの沼の水」のレメディを注文。摂取したが、あえなくマラリアに発症。集中治療室送りになった。 日本でも、ホメオパシーを信じる助産師によってビタミンKの代わりに「ビタミンKのレメディ」を与えられた新生児が死亡するという事件も起きている(*29)。 また、アメリカで販売されたレメディに含まれていた多量のグルコン酸亜鉛によって、飲んだ人の嗅覚がなくなるという事件も。 これはレメディの原理的にはありえない事態であり、「レメディ」と名が付いた商品の中にはレメディですらないただの詐欺商品さえあるということになる。 近年のホメオパシー業者はレメディを売りつけるために他の疑似科学や陰謀論を組み合わせたり、市民運動系に食い込んだり騙されやすい性格の芸能人を利用したりと銭ゲバっぷりが露わになっている。 また、現代の日本のホメオパシーは元になった理論とはかけ離れたところに向かっている。通販サイトでは1,000~3,000種類ものレメディがあるとされ、なんと 般若心経のレメディ とか ベルリンの壁のレメディ まで売っている。もはや完全にオカルトである。 とりあえず、「般若心経をどうやって希釈するのか?」「ベルリンの壁を摂取する事に何の意味があるのか?」ということをご教授いただきたい。 バッチフラワー フラワーレメディ、フラワーエッセンスとも言う。ホメオパシー信奉者の1人だった欧州の医者が編み出したもの。 花の癒しのエネルギーを転写したと称する水を飲み物に垂らしていただくことで心に作用すると称している。 作り方は「花を水に浮かべる」「花を煮出す」とかほとんど子供のおまじないかハーブティのレシピレベルであり、当然のことながら科学的にはただの水である(*30)。 アロマテラピー用のエッセンシャルオイルは植物の成分は入っているが、こっちはまるっきり有用成分はない(*31)。 結構その辺の店でもアロマグッズに混じって売られているので要注意。 上述のホメオパシー含め、検索してみると通販ショップや病院などが宣伝しているのがよくわかる。 偽放射能医療 放射能に関する知識が今ほど確立されていない時代(大体戦前である)に主にヨーロッパで起きたもの。 放射性物質が発見されてX線などの革新的な医療技術が開発され、人々はそのブームにあやかろうと色んなものに放射性物質を使い始めた。 なんせ青白く光っているのである、昨今のゲーミングパソコンみたく付加価値が生まれて一大ブームを引き起こした。 蛍光塗料、歯磨き粉、化粧品…あらゆる消耗品や医療に放射能が使われ、ラジウム水を薬品として薦める者まで現れる。 これを薦められた裕福な資産家は、飲んでみると一時的に体調が良くなった。 …が、放射能に対する防御反応によるものであり、それに気付くことはないままに飲み続けた。 気が付いた時には手遅れなほどに放射能に蝕まれており、骨が溶けるなど被曝による様々な疾患を併発し死亡、センセーショナルに報道され大きなショックを与えることとなる。 後に虚偽の成分表示をした包装が禁止されて放射性物質を含む商品は販売できなくなり、ブームに終止符が打たれることとなった。 現代でも放射線照射をがんの治療に使ったり、放射性ヨウ素を内服する甲状腺疾患の治療(アイソトープ治療)などがあるが、ドリンクを飲むなどと言うような大雑把な方法ではなく、厳密な管理の元で行われる。 放射性物質が含まれた水や医薬品も厳密に検査を受けた上で供給・販売されており、間違った用法をしなければ人体に被害を与えることはない。 ただ、日本の場合は偽放射能医療より遙かに悲惨な放射能被害の実例があるため、放射能の脅威の例としては陰に隠れがちである。 マイナスイオン 日本で最もメジャーなトンデモ。詳細は項目参照。 そもそも何なのかすらろくな説明のない正体不明の謎物質。 健康増進などに効果があるとされたが、現在では否定的な意見が多い。 かつては大手メーカーも関連商品を販売しており、家電などにマイナスイオン発生機能が付いているのを見た人もいるだろう。 ピラミッドパワー ピラミッドの中ではエネルギーが活性化だかなんだかするというアレ。 食品が腐らないだとか、生命にエネルギーを与えるだとか、錆びたナマクラ刃物がまた切れるようになるだとか言われるが、実際にピラミッド型のオブジェを作ってもそのような効果は実証されていない。 まして毒素が抜けてビームになって飛んでいくなんてことはまずない。 結局のところ、形状より地理的要因の方が高いとされる。 ゲーム脳 ゲームをすると脳の機能が衰えるとする脳科学理論。 ゲームに否定的な層からもてはやされたが、計測の方法などに問題点も多く疑似科学とされる。 当時は多くのゲーム好きを恐怖させ、ゲーム業界にも悪影響を与えた。詳細は項目参照。 なお、 近年問題視される「ゲーム依存症」とは全くの別物 。 血液型性格診断 A型は○○、AB型は○○というアレ。 単なるバーナム効果(*32)やラベリング効果(*33)。 星座占いと同じような感じで話題のタネにするぐらいはいいかもしれないが、深入り無用。……なんだけど、大体周囲のアレな人が信じちゃってるヤツ。 そもそも人間の性質を血液型や星座だけで、四種類やら十二種類にわけられると考えること自体がおかしいのだが。 戦後日本で流行した原因となる能見親子の本のスカスカぶりも凄まじい(*34)。 現代の若年層の世代だとかなり否定的に捉えられているが、一時期は教育の現場でもまことしやかに語られ、企業でも上司や人事がこれを性格分類に取り入れてしまうこともあるなど非常に根強い影響を持っていた。 学校の先生が「だいたいお前はAB型だから~」と叱りつけるなんてのも割とあったとか。今同じことをしたら不祥事炎上コースだろう。 かつてはテレビ番組でもこの血液型性格診断を取り上げることは日常茶飯事であった。しかしBPO(放送倫理・番組向上機構)が2004年12月に血液型による性格診断は科学的根拠はない上に差別を招くとして問題視しており、それ以降健康番組で題材とされることはなくなった。 ただ、2009年には「4夜連続ドラマ血液型別オンナが結婚する方法♪」というドラマが放映され、BPOの審議の対象となった。情報番組ではなくドラマでの表現ならば問題はないという判断をBPOが下しているが、審議入りの時点で視聴者からの抗議が殺到したことは明らかなので今後はこのようなドラマが作られる可能性も低いと思われる。 なお血液型による占いや性格診断が日本で流行しているのは、日本人はABO式4種で血液型が満遍なく分かれている点が大きい。(*35) アメリカ合衆国など諸外国では血液型が1~2種に偏りがちなため占いのベースにする事自体が難しい事から、血液型に因む占いや性格診断へ信頼度、ひいては馴染み自体が薄いとされる。 それどころか血液型を聞くと「なんでそんなこと聞くんだ?」と、個人情報でも尋ねられたかのようにものすごく嫌な顔をする人も多いとか。 この理論にナチス起源説が存在すること、大抵はA型が「真面目」「綺麗好き」と持ち上げられてB型が「マイペース」「傷つきやすい」などと貶されていること、そしてドイツ人にA型が多く、ユダヤ人にB型が多いという事を踏まえると……もう皆まで言うまい。 以前ある政治家が失言の釈明をする際に「私はちょっとB型で短絡的なところがある」と発言したことがあったが、実はこれは国内よりも海外(アイルランド、南アフリカ、イギリスなど)で「遺伝的形質のせいにするのか」という方面で話題になった。 こうして考えてみるとマイナスイオンや反ワクチンのような疑似科学というよりも、ある種の日本独自の文化なのかもしれない。江戸しぐさ?なんのこったよ。 ゲルマニウム 未だに多く販売されている謎健康金属。特に健康に影響があるという証拠は存在しない(*36)。 まぁ着けている分には単なる金属のブレスレットなので、それだけなら害はないが、これを信じて効果のない品物に高額な金銭を出してしまう消費者被害にはつながってしまう。 ちゃんとした大学・研究機関・政府機関がゲルマニウムに注目するとしたらほとんどは半導体関連だ。 右脳左脳 「左脳に言語野がある人が多い」というのは事実だが、「創造力の右脳」「理論力の左脳」のような極端な差は基本的に存在しないとされる。 残念ながら(?)「左利きは右脳が活発なので天才が多い」というのも単なる俗説。 反ワクチン論 ワクチンを否定し、接種を拒む言論のこと。 「事情があってワクチンが打てない」「副作用に遭ったことがあるためワクチンはなるべく避けたい」という人ではなく、極端な自然主義者や医療機関などの反対派たちが「ワクチンは有害」としてワクチンの効果自体を否定するようなことを指す。 しかし多くは統計の取り方がおかしかったり理論がおかしかったり根拠がデマだったりすることがよく見受けられるパターンであるため、論ずるに値しないものがほとんど。 確かに体内に異物を取り入れて免疫を作るためにワクチンを打つ事で重篤な副作用が現れる人も稀にいるが、それでも副作用の確率などを参考にして計算した場合、確率的にワクチンを打った方が良い事が立証されている。 もっとぶっ飛んだ方面では「ワクチンにマイクロチップが仕込まれていて大企業や政府に操られている」「ワクチンは人類を減らすための毒薬」「表向きは効果あるけど裏では人間を徐々に怪物化させるバイオハザードを目論んでいる」というほぼ妄想の域になっている。マイクロチップの製造費とか行きわたらせるためのコストとか考えたのだろうか。 フィクションならよくある設定だが、現実にそんな高性能チップがあればどこの企業も政府も苦労しない。 後者もゲームとかではあり得る話だが、現実でバイオハザードなんて割に合わないどころか、企業にとってはリスクしかない。そもそも、人間を怪物化させた所で何をするつもりなのだろうか……。 この理論の危険な点は、ワクチンを拒む人が増えることで感染症も拡大することが懸念されること。これに関してはWHOも本気で危惧している。近年では週刊誌やWEBニュースメディアの台頭により、過激な言葉で反ワクチン論を推し進めるメディアが出てきている。分かりやすい「危険な言葉」は人々を簡単に扇動できてしまうのだ。 また母親の乳児の健康や「子供に痛い思いをさせるのは可哀想」という不安に付け入って持論を展開し、誤った各種処置で乳児の生命を脅かしていることも危険点の一つである。 ちなみに上記のホメオパシーなんかとも相性が良い。 反ワクチンの厄介な点は、ほとんどの疑似科学と異なり論拠とされる論文が存在しているという点。 少し前の話になるが、一時期アンドリュー・ウェイクフィールドの「ワクチンを投与すると自閉症になる」という論文(否定済み)がよく取り上げられていた。 ウェイクフィールドが事前に記者会見をしたせいもあって反ワクチン派にセンセーショナルに取り上げられてしまい、これが否定されるまでの12年の間で麻しん感染者が増えてしまうというすさまじい実害をもたらしたのである。 従来はHPV(子宮頸がん)ワクチンの陰謀論が勢いが良く、極右思想や自然派左翼の間で「民族根絶やしワクチン」などという風説がばらまかれていた。近年では市民団体や医師が積極的勧奨再開や情報の発信などを行っている。 COVID-19(新型コロナウイルス)対応のmRNAワクチン(*37)では「打った直後に死亡し、関係者が金一封と「口外しないでくれ」と言ってきた。だからワクチンは危険だ」…なんていうものがある。当然ながらこんな事件は存在しない。 また、「遺伝子組み換えワクチン」「マイクロチップが埋め込まれ5G接続」「身体が磁石のようになり金属が引っ付く」「ワクチン接種者に近づいたら体調を崩した」などという珍論も跋扈。 なお、「5G接続」の論拠と称して出回った回路の画像はギター・エフェクターの電気回路図であるため、ギターキッズやミュージシャンの間から失笑を買った。 また、ワクチンを接種した際に「遺伝子組み換えで(美男、美女タレントの名)になれると思ったのにならないぞ!」「5G接続できないぞ!」というジョークも定番となった。 実はアメリカで反ワクチンが流行するのには「医療費がやたら高い」という経済的な理由もある。子供にワクチンなんて打たせていたら金がいくらあっても足りなくなるのだ。 そういった貧困や、高額をせびられる医療への反感が反ワクチンの温床となっているという考え方も存在している。 実際ワクチンをかたくなに受けさせない親の中には「周囲の子供がワクチンを打っておけばその子たちが病気にかからないので病気を運んでこない、結果的に自分の子供を守ることができる」という「集団免疫」の考えを悪用するために反ワクチンを掲げる人もいるんだとか。 早い話がタダ乗りしたいがために狂人の真似をするというわけ。 他にも反ワクチンを掲げれば反ワクチン派から支持(=資金)を集められるため、医者や看護師の肩書を掲げて反ワクチンを理論面からサポートすることで名を馳せて自分の病院に通ってもらったり、胡散臭い商材を売りつけたりということにもつながっている。 儲けという字は信者で作られる、なんて話があったがまさにそれである。 このような反ワクチンを掲げる医療関係者や業者の中には「自分や家族は陰でワクチンを打っている」「ワクチン接種会場のバイトをしていた」ことが発覚する例(*38)もある。 昨今はインターネットの発展により「エコーチェンバー現象」「確証バイアス」「フィルターバブル」といった問題が広く知られるようになり、この手の問題はそれを好む層が政治・民族問題ひいては他の陰謀論などを好む傾向もあるということで、そういった燃えやすい話題と結びついてたやすく燃え広がるようになっている。 最近では「有名なYouTuberなどのコンテンツインフルエンサーを使えば、教養が無い人にでもワクチンが受け入れられるのではないか」ということもかなり真面目に検討されているようである。 コロナ禍時代には日夜デマが喧伝されて情報戦の様相を呈してきており、さらに反ワクチンが陰謀論の旗印になっていたりする始末(*39)。 2022年3月にはツイッターに「ベネッセのチラシに反ワクチンのビラが入っていた」とするデマが流れてベネッセ側が否定と謝罪に奔走し、ビラの製作者ですら「そういう嘘はやめようよ」と諫めるという一幕があった。 果てには反ワクチンに端を発したカルト宗教紛いの物のまで出てきており、単なる医療絡みの思想や疑似科学とは完全に異なるひとつの文化を形成してしまっている。 これを読んでいる人の中には「反ワクチン」という言葉で反薬害や自閉症、集団免疫ではなく「予防接種会場の襲撃」「光の戦士」「地震兵器」のような言葉を連想する人もいるのではないだろうか。 千島学説 「赤血球から細胞が作られる」「血液は腸でつくられる」「細菌で病気が発症するのは間違いで、汚れた血液が原因」などとするトンデモ理論。 この理論が正しいとすると、生物体内での血液の細胞分裂を観測している多くの科学者、医療従事者、学生は、全員重大な事実に気づいていない大馬鹿者か、気づいていながら陰謀に加担して黙っていることになるのだが……。 反相対性理論 特殊相対性理論は中学生でもわかるほどに平易な理論であるためか、攻撃対象にされることが多い(*40)。 あまりにも攻撃者が多いため、と学会では反相対性理論に関する書籍は「 相ま (*41)」という独立したジャンルとして扱われている。 「物体の長さや時間が自由自在に変化するなんて明らかに感覚的に信じられない!」という感覚的な観点からの批判が多い(*42) 「相ま」系の論客にありがちなものとしては「既存の学術用語を使わずに造語を作る」「実験(特にマイケルソン・モーリーの実験)の解釈がそもそも間違っている」「何らかの事象を自分のトンデモ論を補佐する超便利アイテムだと思い込んでいる」、もっとひどいものだと「舌を出しているアインシュタインの肖像は『俺はペテン師だ』というあっかんべーの意味」「そもそもアインシュタインは日本の天皇制を支持したような奴だから信じるに値しない(*43)」なんてものまであり種々様々。最後の方は単なる人格攻撃はおろかデマを頭から信じている時点でお察しください。 また「宇宙の果てからUFOが来ている」派の人には「物体は決して光速を上回れない」とする相対性理論は邪魔なためか批判されやすい。 なお、SF諸作品に登場する超光速粒子「タキオン」は「もしも相対性理論に反せずに超光速で運動するものが存在したら」という仮説上の存在であり、反相対性理論とは無関係。 タキオンの存在は現在でも確認されていないが、こちらはこちらで「タキオン靴下」などの疑似科学グッズとして商品化がなされている。 もっともタキオンは光速以下の速度になることはできないのだが。 ただし、一部の物理学者(トンデモ系ではなくホーキング博士などと肩を並べるレベルの超一流)の間では「相対性理論でうまく説明できない事象」を説明できる新しい物理学モデルが必要な時代が来ていると説く人もいる。 相対性理論は「それまでのニュートン力学でうまく説明できなかった『水星の近日点移動』を矛盾なく説明できた」という話が有名だが、これと同じように相対性理論でうまく説明できないものを説明できる新しいモデルが必要なのではないか、という観点による意見である。 しかし、間違えないでいただきたいのは、こういった新モデルが必要だという意見を出している学者は{決して「だから相対性理論は間違っている」なんて一言も言ってないという点。 だいたい「相対性理論は間違っている」と言っている人は最初から「間違いだ!間違いなんだ!」と結論ありきでまくしたて、かつ論点がどんどんずれていくためこの手の学者とはすぐに見分けがつく。 ……っていうか「相ま」系の人って水星の近日点移動とかどうやって説明するのだろうか? 反進化論 進化論はアインシュタインと並んで攻撃されがちな理論。特にキリスト教系の原理論者からは聖書の記述と真っ向から反するために攻撃されやすい。 中には『種の起源』を読みもせずにダーウィンを批判している人すらいる(*44)。 一部では宗教色を薄めて科学を装った「創造論」「インテリジェント・デザイン(ID)論」などの理論に化けて身近に迫ることもあり、 アメリカではキリスト教保守派が強い州で「進化論とID論はどっちもどっちなので学校では両方教えるべき」という頭が痛い状況になった事も。 実際に成立したとしても我々を創造した存在を創造した存在を創造した…と無限ループになってしまう。 それを皮肉って「ならこういうのもアリになるよな?」と生まれたのが、かの有名な空飛ぶスパゲティモンスター教である。 ただし、歴史的な進化論の反対者が必ずしも疑似科学の結果とは限らない。 進化論の反対論者として有名なキュヴィエが「同種の身体の基本構造や食性・生態に関する特徴は親から安定して子に受け継がれる(*45)」と言う自身の得意とする比較解剖学の研究結果、ファーブルが「狩り蜂が本能的に正確に獲物の弱点を狙い撃つ技術を習得している(*46)」と言う昆虫観察の結果を基に、進化論に疑念を表しており、自身の研究手順と再検証の方法も提示している。 彼等は自身の得意分野で可能な限り科学的な研究を行った結果、進化論に疑念を抱き、キュヴィエやファーブルの研究を再検証した科学者達も同じ結果が得られたので彼等の意見に賛同したのだが、重要な情報が当時は解明されていなかった(*47)、視点が長期になる事から進化論の実証が比較解剖学や昆虫学の観察の実証より難しかったのが災いした。 因みに、ファーブルとダーウィンは動物の観察者としてはお互いに高く評価し合っており、ファーブルは「ダーウィン程の研究や観察をしてデータを積み重ねていない」若手がダーウィン以上に進化論を推す事に不快感を露わにしていた。 EM菌 EMとは「Effective Microorganisms(有用微生物群)」の略で、「有用微生物群」の意。人間にとって有益な多種多様の効果を持つとされている。 元々は農業用語であり、ぼかし肥(*48)の精製に役立つような微生物の総称を指す言葉だった。 ところが、ぼかし肥の持つナチュラルかつファジー、そして汎用性の高いイメージからどんどん変な方向に拡大解釈されていったらしく、いつしか土壌改善のみならず川や海の水質改善など全く別の用途に転用されるようになっていった。 特に問題なのは、行政や政治家への汚染が酷いという点。 学校教育などで取り上げられた例もあり、「EM菌を川にまく」とか訳の分からない行事をやっている自治体も結構ある(*49)。 さらに水質改善などは一見よさげに見えるのだが、自然環境とはかなり繊細かつ複雑なもの。一見害に見えるものを無造作に取り除いたらもっとひどいことになった、というのは中国の「四害駆除運動」の大失敗によって立証されている。 つまり行政や、その許可すらとっていない市民団体による活動が環境破壊を引き起こしかねないのだが、このEM菌に大した能力がないので逆に平和な結果をもたらしているという皮肉にもつながっている。 「EMは神様だと考えることです」「いいことはすべてEMのおかげ、悪いことが起きたのはEMの極め方が足りないから」「重力波で元素転換」など宗教じみた主張を繰り広げる団体も存在し(*50)、もはや和製ルイセンコ主義一歩手前である。 外気功 東洋医術、気功法(気功療法)の用語のひとつで、軟気功から派生した概念。対義語に「内気功」がある。 内気功は動的・静的な特有のフォームにより体内の“気”を練り、自らの活力を高めるというもので、言ってしまえば瞑想や体操に近いものなので、よっぽど過度にやらない限り健康に悪いわけもない(*51)。 そして、内気功によって発生した“気”を相対した他人に分け与える術のことを外気功と呼ぶ……のだが、これは各種気功法の中でもかなり古い時代に提唱されたものであり、科学的に立証はされておらず、現代となってはオカルトの域を出ないとする意見のほうが圧倒的に多い。 ドラゴンボールや北斗の拳じゃないんだから、十中八九プラシーボや催眠の範疇と思って良いだろう。中には「遠隔気功」という商売をやっている人までいる。 永久機関及びそれを肯定する学説 エネルギー問題の解決を夢見させ、資金調達がやりやすい部類のため多くの疑似科学者が提唱している。 ただ、大抵は機械が動かないか理論の構築が間違っている。 例として「動的作用反作用の法則」を挙げると加加速度運動の式の導出途中に等加速度運動の項がなぜか表れているのでエネルギー保存則が成り立たなくなるように見えるトリックがある。 また永久機関というのはちゃんと定義された言葉なのだが、この点をわざと曲解して論点をずらすというトリックも存在する。 たとえば「アニヲタエネルギーが存在していれば最初にそれを受け取ることでずっと動き続ける。つまりこれは永久機関だ」という理論を説いた時、「いや、アニヲタエネルギーなんて存在してないしそもそも永久機関っていうのは~」という反論が来ることは自明である。 この時に永久機関の解釈という方向に論点を持っていくことで、肝心のアニヲタエネルギーという根幹部のガバ理論をうやむやにしてしまうのだ。 もちろん実際にはそんな一目でお遊びと分かるような名前ではなく、もっとそれっぽい名前にしたり、ガバが存在するのが機械や理論の方だったりするわけで、こういうところで騙されてしまう人が出てくるというわけ。 いずれにせよ永久機関を自称するものは例外なくフェイクと見て間違いない。逆に言えばどこにガバがあるのかを探すという性格の悪い楽しみ方もできる。 ネットなどで「永久機関」を彷彿させる動画が流れていることもあるが、実際にはCGだったり、見えない部分に仕掛けを施した偽物である。 かまいたち 「真空に触れると肌がスパッと切れる」という、創作物ではおなじみの現象。妖怪として紹介されることもある。 だが現在では真空に触れても皮膚は切れないと完全に否定されており、実際はただのあかぎれ・ひび割れや、高速で飛んでくる砂粒などで切れるだけであることが判明している。 経皮毒 皮膚から有害物質が体の中に入るという説。 もちろん明らかな有害物質やアレルギー持ちの人が触ってどうにかなるという話で収まる範囲なら問題はないのだが、シャンプーや合成樹脂の成分まで体内に浸透するかのように言い出す物は疑似科学である。 インチキ商法への取っ掛かりとして多用されており「デトックス」を称するもの、生理用の「布ナプキン」販売業者で経皮毒ネタを使っている店舗がとにかく多い。 普通に売れ。 酒は少量であれば悪影響が一切無い 酒に弱い人も飲み続ければ酒に強くなる 過去の研究では「全く飲まない人よりも少量飲む人の方が死亡率が低い」というが定説であったのだが、全く飲まない人の中には「疾病によって飲酒できなくなった元飲酒者」が含まれており、この論説を疑問視されるようになっている。 更に癌や心血管疾患に関しては少量であってもリスクが上がることが明らかになっている。 従って、現在では「あらゆるリスクを考慮するのであれば飲酒をしない」のが最善とされる。 特にお酒に弱い(お酒を飲めない)人(*52)は飲酒によるリスクがより高まるので注意が必要。 また、経験則的に信じられている事が多いが「酒を飲み続けたら強くなる」というのもガセ。 実際には強くなっているのではなく「麻痺している」のであり、単に反応が鈍くなっているだけであってリスクが低下している訳では無い。 これは未だに過度な飲酒やアルハラの言い訳に使われやすい面がある。 もっとも、(体質にもよるが)飲酒にはストレス解消の効果などの恩恵もあり、リスクを理解した上で「好きだから飲む」という人の飲酒を否定するものではない。 飲酒は成人が自己責任で行う物であり、他人への強要は立派な犯罪であり、無理な飲酒は直接的にも間接的にも自殺行為である。 お酒はほどほどに。 タバコは人体に対して然程の有害性はない タバコは人体に対して激甚な有害性がある 真逆の主張が同時に存在するという珍しい例。 特徴的なのは「然程の有害性はない派」「激甚な有害性がある派」両方とも極論が極めて多いこと。 また、科学とは直接関係が無い喫煙マナーや悪臭、ゴミ(吸い殻)などの公衆衛生といった問題も絡んだ熾烈な論争になりやすく、感情論めいた主張になっている事もしばしば。 まず第一にタバコの煙には有害物質が多数含まれており、これが様々な病を発症する要因の1つとなる事は間違いない。 しかし、病にかかる要因はタバコ以外にも様々な要因があり、タバコが原因と断定する事もまた難しい。 更に、タバコの悪影響が現れるまで数十年以上のタイムラグがある事も珍しくなく、タバコの悪影響が出やすい人も出にくい人もいる。 このタバコの特異な性質が上述した真逆の主張が生まれる背景といえる。 「然程の有害性はない派」は、「タバコと肺癌の因果関係」のような、ほぼ事実とされていることすら乏しい根拠から否定したりする。 代表的なのは、「喫煙率は下がっているのに肺癌発生率は上がっている!」という理屈だが、 喫煙の影響が実際に肺癌発生率として反映されるのに数十年単位の時間がかかることをスッポリ忘れている事が指摘される。 タバコと肺癌の因果関係に懐疑的な専門家すら、「(タバコのせいで肺癌にならなくとも)いざ肺癌になった時、喫煙者である事を理由に最新治療を受けられず、今や治せる癌をみすみす助からない段階まで悪化させねばならない場合もある」と、 そして「(タバコのせいで肺癌にならなくとも)タバコの有害成分によって罹患しうる病気は肺がんだけではない」と、 喫煙には直接的にも間接的にも健康リスクがある事、肺癌以外の健康被害が無い訳ではない事を指摘している。 また、「煙草無害論」というものもあり、特に「タバコ葉の煙は無害であって有害なのは巻紙とフィルターと添加物である!」という主張はよく見られる。 確かに市販されている紙巻きタバコの多くには、香料、保存料、燃焼材などが添加されており、紙巻きタバコは無添加の葉巻よりも毒性が強いとされる。 しかし、葉巻であってもニコチンやタールなどの有害物質は含まれており(*53)、決して無害な物ではない。 いずれにしても、喫煙は一時的なストレス解消といった効果は見込めるものの、 長期的なリスクを考慮した場合は一切吸わないに越したことはない(あらゆるタバコ製品を含む)。 逆に「激甚な有害性がある派」は「副流煙は主流煙より有害物質が多く、喫煙中の人物の側を通るだけでも致命的な影響を与える!」などと主張することがある。 確かに煙それ自体の有害物質量はフィルターを通している主流煙より副流煙の方が多いのは事実であり、長期的な受動喫煙に曝された非喫煙者にも悪影響が出やすい事はよく知られている。 しかし、そもそも煙自体を直接体内に入れる主流煙と違い、副流煙は空気で希釈されるので直接害を比較することはできない。 健康体の人間が喫煙者(タバコの煙)の側を通ってしまった程度であれば、致命的な悪影響が出る可能性は低い(悪影響が出ないとも言い切れないが)。 もちろん、臭いやゴミなどの問題はあるし副流煙が有害なのは間違いないので、「副流煙を一切気にするな!」というのもまた極論ではあるが、 だからと言ってまるでサリンでも垂れ流しているかのように扱うのも違うだろう。 受動喫煙を気にしすぎてストレスを溜めてしまっては、それはそれで健康に良くないのではないだろうか。 また、「妊婦がタバコを吸ったら赤ちゃんの肺がタールで真っ黒になって死んでしまった!」というショッキングな話もあるが、 そもそも胎児は肺呼吸をしておらず、肺にタールが蓄積するわけがないのでこれもタバコの害を過大宣伝する作り話である。 もちろん妊婦や胎児に対するタバコの害に関する議論は別途するべきであるが、そのためにデマをばら撒いていいという理屈はない。 これに関しては「タバコ=悪」という社会的な風潮が、タバコを攻撃するための旗印となっていじめや疑似科学の温床になっているところがある。 いずれにしてもタバコに有害性がある事は間違いなく、喘息持ちの人間など煙を吸うだけで冗談抜きにその場で命に関わる事もあるため、 タバコを吸う場合は周囲への配慮が必要であり、成人が自己責任で吸う物である。 喫煙マナーは守りましょう。 バーストラウマ 「妊娠中や出産時に母親がストレスを抱えると子供の成長後もトラウマになる」と称する言説。 「順調な自然分娩至上主義、帝王切開や陣痛促進剤、無痛分娩はトラウマになる」という売り文句が主。 一部の産科クリニックや助産院で取り扱われており、要注意医療機関を見分けるキーワード。 元ネタは精神分析における『出生時の』心理的外傷、赤ん坊側のトラウマだと思われるが、なぜか入れ替わっている。民間資格商法的な業者にも使われている。 似たようなものに「胎教」というものがある。 「私がママよ、俺がパパだぞ」とささやくなどの我々が想像するような素朴なものではなく、「歌にのせて日本の山脈や都道府県を教え、生まれる前から英才教育を施す」というもの。 これ自体は否定も立証もされていないそうだが、一番分かりやすいのは胎教を受けてきたことをアピールしている成功者がほとんどいないこと。特に日本や韓国は儒教精神の濃い国だから、母親への感謝アピールにも使えてちょうどいいはずなのだが……。 ただし、これは「母体へのストレスを軽減する」「母親が趣味を持つことでマタニティブルーを乗り切る」という意味では割と合理的ではある。 水からの伝言 「名勝の水や「ありがとう」等のいい言葉を見せた水からは綺麗な結晶ができ、水道水や「ばかやろう」等の悪い言葉を見せた水からはいびつな結晶ができる」と称するトンデモ。 いわゆる「波動ビジネス」の実業家の著書で創作されたものである。 何より問題なのが、「いい話だからいいじゃん!」なノリの教育関係者が道徳の授業などで使っている事(*54)。 普通に「きれいな言葉を使いましょう」と言えばいいだけなのだが……。 角の三等分線の作図 定木(*55)とコンパスを用いて与えられた角を三等分できるかという幾何学の問題。どんな大きさの角でも有限回でできる方法、である。 角の二等分線は非常に簡単であるため、これも可能ではないかと古代ギリシャ時代から考えられ続けてきた。 これと「与えられた立方体の2倍の体積の立方体(立方倍積問題)」「与えられた円と等しい面積の正方形(円積問題)」は「ギリシャ三大作図問題」などと呼ばれ、いずれも古代から人類を悩ませた……が、19世紀になって、3つとも作図不可能であることが証明された(*56)。 しかし、その中でも三等分については未だに諦めない人が多く、できもしない作図に取り組み続けている。 そして彼らは数学者たちにいくら「方法」を送り付けても「どうせ不備があるから見るだけ無駄、不備を指摘しても懲りずに直してまた送り付けられるだろう」と相手にされず、やはり「自分は理解されない」と思うのだ。 彼らに「三等分が不可能であることの証明を読む、およびその背景知識を学ぶ」という発想はおそらくない。 もっと言えば、無理と言われたものを根気で何とかできるケースとそうでないケースがあることもおそらく知らないのだろう。 ちなみに、定規の目盛りや折り紙など最初に挙げた以外の道具を用いた方法、定木とコンパスを用いて近似的に三等分する方法はある。 また90度や180度といった特定の角であれば、定規・コンパスのみで作図が可能。 そしてこの問題は「どんな角でも三等分できる」という点がキモなのだが、「一つでも三等分できる角があればいい」と履き違えた、あるいは勝手に解釈を歪めた者がこういった「特定の角の三等分」によって解けたと主張することもある。言うまでもなくこれは証明の根拠にはなっていない。 また「否定的に解決」「不可能であると証明」ということは数学的な見地では立派な解決なのだが、これが一般的な考え方だと「解決や証明を諦められた」と捉えられやすいのも原因のひとつだろう。 O-リングテスト 人差し指と親指で丸を作り、それを両方から引っ張って診断するという偽医療。 体の異常がある方から指が開くとされているが、ほとんど指相撲である。 これの信奉者をやりこめた指相撲の強者による笑い話もちらほら。 なお、人体の構造上人差し指を引っ張ると開く、親指は開かないのでいんちきも簡単である。 ズンズン運動 アトピーが治るなどと称して行われた健康法。 ズンズンという名の通り乳幼児を激しく縦に揺さぶる他、ロシアのサンボ使いが白目を剥いて気絶するほどの角度にまで首を曲げるといった行為が行われた。 乳幼児虐待としか言いようがない光景であるが、当然のように乳幼児が死亡するという痛ましい事件が起き、その名は一躍全国区となった。 検索するとかなりショッキングな画像がヒットするので注意。 なお、この健康法の主催者は既に検挙され団体も解散した。あろうことか主催者はとある地方都市の議員だったため信じた人も少なくなく、地元の名前で風評被害を被った市民からは「町の恥」などと盛大に叩かれてしまったのだった。 フードファディズム 簡単に言うと、「食物の人体への影響を過大なほどに信奉する」考え方のこと。 もちろん食べ物が人間にとって重要なファクターであることは言うまでもないが、フードファディズムと揶揄されるような考え方の人々はその度合いが極めて極端なところに行っている。 ごくわずかにしか使用されていない食品添加物の悪影響を指摘して「食べてはいけない食品」と針小棒大に騒ぎ立てる一方、有害性があるエタノールの危険性にはノータッチだったりする輩もいる。 基本的に極端な自然主義傾向が強く、砂糖や塩(*57)、加工食品や食品添加物を過剰なまでに忌避することが多い。 「マクロビオティック」といった健康法や「人口削減計画」といった陰謀論などと絡めて紹介されることも。 他には「発掘あるある大辞典Ⅱ」の「納豆ダイエット事件」などもフードファディズムの考え方に近いと言えるか。 また、「カップラーメンや清涼飲料水の消費量が多いと少年犯罪が起きやすくなる」など、明らかに健康とは関係ないところまで食物が影響していると考える(*58)場合もある。 ただこれにかこつけて昔から言われている食べ合わせ等の「『身体が温まる食材』は物理的に体温が上がってないからこれは疑似科学!」と主張する疑似科学者が居るのも問題点。 そもそも人体の『体が温まる』というのは単純に人体の物理的温度が上がるだけではなく循環器類の血行が良くなって体の温度分布と代謝が均質になる事(*59)などでも『温まる』事になるので「体温が上がってないから温まってない」という主張は単なる偏った視野狭窄論理を振りかざしているに過ぎない。 また、何より問題なのが、こうした内容がSNS・ブログでは盛んに情報発信されていること。 「医者が絶対に食べない酒・タバコより危険な食品」「マスメディアが絶対に報道しない添加物の真実」といった、センセーショナルな見出しを付けて加工食品や食品添加物を非難する投稿は、ネット上のあらゆる所で目にすることができる。 SNSや動画サイトにも多く出てくるため、注意が必要だろう。 副腎疲労 フードファディズムの派生形のような事態を引き起こす可能性のある、近年台頭してきた概念。 体内時計の調整、炎症の抑制、抗ストレス作用など多種多様な働きを持つ重要なホルモン、コルチゾール(*60)を分泌している臓器・副腎(副腎皮質)が、長期間の度重なる酷使により疲弊し、コルチゾールを正常に分泌できなくなり、慢性的かつ重篤な疲労感や、うつ病に近い症状を発症する…というもの。 コルチゾールが人間の体内において重要な役割を持っているのは事実であるし、もし慢性的に欠乏すると上述したような症状が起こるのも事実であるが(*61)、この説を唱えている専門家は、大抵の場合「副腎がコルチゾールを分泌するのは脳下垂体が指令を出しているから」という事実を見落としているのか言及していないことが多い。 主体的に動いているわけではないこともあってか、副腎も別に「疲労」したりすることはない臓器である、という説が主流である。 もしも患者の症状の原因が副腎ではなく脳下垂体にあった場合、いくら副腎にアプローチを掛けても当然改善することはない。 そして、この副腎疲労の真の恐ろしさはそれだけではなく、メチャクチャ金が掛かるということである。 副腎疲労を取り扱っている医療機関は意外と沢山あるが(*62)、診察代は全て保険適用外の完全自己負担であり、万全を期そうとすると、最初の健康診断だけでも軽く10万円単位の金額がフッ飛ぶことも。 更にこの副腎疲労、どういうワケか「糖質制限(*63)」「分子栄養学(*64)」「遅延型アレルギー(*65)」「リーキーガット症候群(*66)」などの特殊かつ前衛的な健康法とセットで語られることが多く、それらの知識をコツコツと勉強しながら大量のサプリメントを服用し、厳しい食事制限をし(*67)、腸内環境の改善の為にプロバイオティクスに励み(*68)、それだけやっても症状が改善するかは完全に運次第(*69)。 ちなみに、こんな概念が日本にもたらされたのは、どうやら現職の医師が当該の症状に罹患し、海外から仕入れた情報を元にして見事独力での克服に成功し、その体験を手記にまとめて出版したのがきっかけのようであり(*70)、その事から「日本人の9割は知らない」が売り文句となっているが、副腎疲労を明確に否定している海外の論文が存在する。 この事は、NMRパイプテクターの項でも名前が出てきたRikatanでも言及されており、むしろ「(既に海外で否定されていることを)日本人の9割が知らない」とでもいうべき皮肉な事態が発生している。 なお、「副腎疲労」は極めて疑わしい概念であるが、それとよく似た名前の「副腎不全」という疾患は確かに実在しており、その症状は、内科の一部門である“内分泌内科”に行けば診てもらう事が出来る(*71)。 「内分泌内科がマイナーだから副腎疲労の台頭を許してしまったんじゃ…」という主張も有るがそうだとすればそれは所謂「白い巨塔」的な医療学閥問題の一種(マイナー診療科の論理的な内容が軽んじられ、メジャー診療科所属者のトンデモ発言は真実であるかのように流布され易い状態)でもあるということである。 宿便 よくネットの美容広告で見かけるアレ。 医学用語では類似用語として滞留便や便秘という言葉も存在するが、宿便は「人間には誰しも腸内に排出されない便のカスが何キロも溜まっている」というもの。 腸は蠕動運動によって中の物は常に前進していく上に、古い細胞などの老廃物も便として排出されるため滞留するなどということはあり得ない。 特に小腸の上皮細胞は24時間程度で剥がれ落ちる、非常に入れ替わりの激しいところである。もしそんなものがあるならX線検査などではっきりと見える。 厳密にはないわけではないが、それは腸閉塞、盲腸炎、痔瘻といったはっきりと人体に悪影響を及ぼす病が発生している時だけである。 健康や美容に関わることから、フードファディズムに通ずることがある。 素粒子の名を冠する商品 クォークと電子以外の素粒子は物質への干渉力が非常に小さく、食品や雑貨などのサイズではまず体に影響を与えないのだが、素粒子による効能を謳う商品は多い。 とくにタキオンとグラビトン(重力)は観測が現在の理論では不可能であるにもかかわらず、サジェストに「野菜」「セラミック」などの商品が出てくるほどに販売されている。 NMRパイプテクター 日本システム企画が鉄パイプ内の赤錆を抑える・黒錆に変えるという効能で売り込んでいる商品。 動力源の説明がころころ変わる上に、そのすべては論破されてからの後手対応という始末。そのうえどの説明でも必要なエネルギーが出せない。 ただ、疑似科学組織のご多分にもれず盤外戦術が非常に得意で、 マンションや病院に売り込むのは常套手段 批評を潰したことを検索時の広告に出す 行政の報告書を引用したフリの捏造発言 ラジオ、テレビ番組に出る 電車や空港に広告を大量に出す 途上国支援に名を挙げる ただ、RikaTanを潰したときはそれが拡散され大いに逆効果となった。 生来性犯罪人説 イタリアの犯罪学者であるチェーザレ・ロンブローゾ(1835年~1909年)が唱えた、「犯罪者は隔世遺伝による先祖返りである。犯罪者の7割は生来性だ」という学説。 ロンブローゾ自身が処刑された受刑者の頭蓋骨などを集めて導いた説であり、科学の場に一度は現れた学説である。 それまでの犯罪学の大半が机上の学問でしかなかった中で、学問的知見を集めて実証的に犯罪を検証しようとしたと言う点で、現代の犯罪学につながる先駆者でもあった。 しかし、現在では更なる研究が進められており、生来性犯罪人説は疑似科学の域を出ないと結論付けられている(*72)。 特に犯罪にまつわる疑似科学による犯罪者・犯罪者予備軍扱いはしばしば激烈な差別・偏見の発生を伴うため、科学の場に現わすためにより慎重さが求められる。 なお、これを「人道上の観点、そして為政者によって恣意的な運用がなされるリスクから、この手の学説は疑似科学や迷信であるということにしなければならない」などと言ってしまうと「陰謀論」に発展してしまうため注意。 それ自体はれっきとした科学理論であるダーウィンの進化論が濫用され優生学という疑似科学の母体となり、ナチスのT4作戦や日本の優生保護法といった悲劇を引き起こしたという前例もある。 人類史で度々発生した大虐殺の原因究明も、「究明できるとは思われないばかりか虐殺の正当化につながりかねない」として究明そのものを批判する立場も存在するほどなのだ。 「科学を社会に適用することには危険が伴う」ということは、弁えておかなければならない視点である。ましてや疑似科学となれば何をかいわんや。(*73) YAP遺伝子 最近ホットな疑似科学……というかオカルトというかスピリチュアルというかナショナリズムというか都市伝説というか、そんな感じのもの。 現在地球上に70億ほどいるとされるホモ・サピエンスの遺伝子を調べた場合、地域や民族ごとに遺伝子的な特徴をもってグループ化することが可能である。 このグループ化のことを「ハプログループ」といい、日本人が所属するハプログループDおよびEを特徴づける遺伝子が「YAP遺伝子」である。 要は「日本人にはYAP遺伝子ってのが多いんだよ」って程度の話で、ここまでなら立派な遺伝学、つまり本物の科学の範疇。 しかしGoogleで調べてみると分かるがとにかく怪しいサイトがやたらヒットする。 たとえばスピリチュアル界隈では「YAP遺伝子は宇宙人や神に由来する遺伝子」「覚醒することで超能力を得られる」のように喧伝されている。 さらに「ハプログループD」に特殊な性格付けをしている記事も見受けられる。ONE PIECEの「Dの一族」に無理やりこじつけることで特別感を煽ろうというものだろうか。 「日本人はDの一族だった!」なんて言えばどこからどう見てもふざけているが、これを「Dの一族のモデルはハプログループD」なんて風に紹介すると途端に信憑性を帯びるように見えてしまう。 ここからさらに「ONE PIECEは現代世界を高度に表現している」「尾田先生は日本人の特別な遺伝子に気づいていた」なんていう愛国論的かつ尾田先生に迷惑極まりない話につないでいく論もある。 元々、ONE PIECEは考察が非常にさかんな漫画であり、再生数や閲覧数欲しさにこういう論に手をつける人も増えている。最近ルフィがアレになったんでますますこの理屈が活気づきそうである 当然だがONE PIECEがそんな漫画ではないことはファンの皆さんの方がよくご存知だろう。もちろんここまでの話程度で終わるものなら、分別ある大人なら笑い話にできてしまう。 ここまで大げさでなくとも、誰しも「日本人は他とは違った特徴を持つ民族である」という考え方には飛びつきやすい。 たとえば「日本人の文化である温厚・利他性・礼儀正しさなどを司っている」「日本人が兼ね備えている優しさの証拠となる遺伝子」のように喧伝するものがあるし、ハプログループの分布から大雑把に「お米が好き!?」「冒険好き!?」といういいかげんな類型をしているサイトもある。完全にラベリング効果やバーナム効果の範疇であり、やっていることが血液型性格診断と変わらない(*74)。 さらにこのYAP遺伝子が中国大陸や朝鮮半島の人々には備わっていないというところから「日本人のみが持つ特別な遺伝子」と位置付けるものもあり、差別感情との相性も抜群にいいという始末。 しかもそのために「YAP遺伝子を持つ著名人物一覧」という記事があり、だいたい世界中の都合のいい偉人が何の裏付けもなく載っている。なんと2022年4月14日の時点ではwikipediaにすら載っていた始末(当然ながら要出典がつけられ、2023年現在は削除されている)。 民族や地域に特有の遺伝子的な特徴というものは、「○○は特別な民族である」という自尊心的な部分をくすぐりやすいため非常に好まれやすい。 実際にはハプログループがどこに属しているからといって、それは「先祖をたどると有名な人に行きつく」「生まれつきどこにほくろがある」といった話とそんなに変わらない。 だが遺伝子は生物を特徴づける要素であるため、白人至上主義やネオナチ、移民差別やツチ・フツの対立など、人種差別を正当化する理由としてたやすく結びついてしまう。 生まれながらにして嫌いな相手と異なっている、そして自分の方が実は優れているという安心感は、日常生活で劣等感に苛まれる人間には非常に好まれる話題である。 だからこそナチスは政権を取ったし、昔の貴族は庶民と自分を同じ生き物と見做していなかったし、今でも白人至上主義や民族主義が活発だし、日本では血液型性格診断が大流行したのだ。 このままだとレイシズムなどにもつながっていきかねない上にスピリチュアルやオカルト以外の方向でも有名になりつつある、ちょっとヤバげな疑似科学である。 補完代替療法 読んで字のごとく「通常の医療行為を置き換える療法」。 これだけ書いても意味不明だが、要は「まだ効果を実証するエビデンスが足りない伝統医療などで通常の医療行為を代替する」というものだと思っていい。 「鍼灸療法」や「漢方薬」など、「長い経験の蓄積により医学的効果があること自体は証明されている」伝統医療は存在する。 これらは副作用や薬品アレルギーの問題で通常の医療が受けられない人に、代替措置として施術されることもあるなどこれ自体は(適切に扱えばだが)普通に有用である。 問題は「明らかに科学的におかしい理論が補完代替療法として横行している」点だ。 きちんとした医療を受ければ治癒するのに胡散臭い代替医療にばかり傾倒して結果死亡してしまうケースも後を断たない。 挙げ句効果がないことを分かった上で患者から高額な治療費を巻き上げる(*75)詐欺行為を働く悪徳医師まで存在し社会問題となっている。 上記のホメオパシーもこの一種。 有名どころで言えば「血液クレンジング療法」がこの「トンデモ代替医療」に該当する。 これは「採取した血にオゾンガスを混ぜ体に戻す」一種の自己輸血法とでも言うべき療法。 これを提唱する団体では「血液がサラサラになる」「HIV、肝炎、白血病、アレルギーに効果」「糖尿病の合併症、子供の注意欠陥多動性障害、抗がん剤治療の副作用に有効」など 素人でも詐欺だと分かるような胡散臭いフレーズが掲げられているが、信じられない事に芸能人などが実践し宣伝したため大炎上した。 施術前に採取した血液にオゾンを通すと赤黒い血液が真っ赤になり「血液が綺麗になった」などというパフォーマンスが行われることもあるが、これはオゾンにより血中に含まれている鉄分が酸化されただけ。 むしろ赤黒い血液が本来の正常な血液なのだが、手っ取り早く嘘を信用させるためにこのようなインチキが行われている。 オゾンガスは酸素原子が3つ連なった酸素の同素体だが、フッ素並みの非常に強い酸化力を持った猛毒である。 いずれ酸素に分解され無毒化するとはいえ、体内に侵入すれば酸化作用で細胞を破壊し、人体に重篤な影響を及ぼす可能性すらある。 ただ、太陽の過剰な紫外線から地球上生命を守っているのはこのオゾンで構成された大気圏の「オゾン層」なのでクリーンなイメージも有って騙され易いというのも有るのだろう。 地球空洞説 地球は岩で出来た球体だが、中は空洞で、中心には小さな太陽があり、生物が生息しているというもの。詳細は項目参照。 地球平面説 地球は球体ではなく周りを氷の壁に囲まれた円盤というもの。極端な場合は、南極大陸や重力、宇宙空間は存在しないと付け加えられることもある。 アメリカを中心に信じている人が増えているという。 実際には球体でないと重力は発生せず、プレート運動も起こらないため、この説は当然誤り……なのだが、平面説派は基本的に「後出しじゃんけん」で球体説派を論破しにかかるので、信じている人を引き戻すのは難しい。 放射線ホルミシス 微量の放射線は人体に有益であるという理論。 放射線が活性酸素(*76)の分解を促進させるという言い分が用いられているが、客観的なデータが存在せず、研究をしていた電力中央研究所も「ホルミシスを低線量放射線の影響として一般化することは難しい」と声明。 そもそもこの「微量」「低線量」というものが問題で、提唱者のトーマス・ラッキーはこの値を年間100ミリシーベルトとしているが、これは国際放射線防護委員会が定める平常時の被爆限度の100倍である。そして被爆の方法が「廃炉した原発を教室や会議に利用する」…もはや何も言うまい。 東洋医学の誤解 疑似科学ではなく、疑似科学の被害者。 本来は「人体への負担の大きい薬や手術に頼る前に、人体の調子を普段から整え病気の際にも自己免疫を促すことで人体への負担を減らす」のを主眼にしているため、野菜(や漢方)を中心とした生活を推奨しているのだが、 そこへ健康ブームや動物愛護運動による極端な菜食主義が結び付けられてしばし誤解を招いている。 そもそもこれらは病気になる前に病気にならない健康な体を作るための医学面で優れているのであって、 ガンのような難病に侵されても治療せずに克服できるわけではないし、肉食を否定しているわけではない。 特に肉食については本来の東洋医学でもむしろ適度な量摂取する、それができないなら別途でタンパク質を意識して確保するのを推奨しているくらいである。 ところが東洋医療の知名度を利用する詐欺師を信じた結果、治療が必要な難病発覚後も手術しないばかりか、野菜をより沢山取れば治ると踏んで放置してしまい手遅れになったケースが散見される。 これはアメリカなどでもかなり問題になってきている。医学をリードする西洋医学界において、東洋医学は非常に神秘的かつ伝統的なもののように喧伝しやすいため。 また実際東洋医学の解説には五行や易学的視点などで比喩を行って解説している書籍類が多いのでその辺りからオカルトの方向に逸脱し易いのも問題点と言えるだろう。 しかも悪いことに、かつての超先進国である中国と現在の技術大国である日本が取り入れている上に、アメリカはとにかく医療費が高くつくので「飯を工夫するだけで病気が治る」という俗説は飛びつきやすいのである。 疑似科学かどうか未知数な理論 化学物質過敏症 化学物質に長く晒され続けると、化学物質に対する耐性が低下してしまいわずかな化学物質に対しても過剰な反応を示してしまう……とされる病気。 ただし、医学的にその実在が確認されたことはない(*77)。 決してありえない病気と言うわけではないが、問題なのはこの病気が「精神的な疾患」である可能性が否定できない点である。 特に実際に化学物質が含まれているかどうか、よりも患者本人が化学物質が含まれていると認識しているかの方が症状に強い影響を与えているケースが散見されるのだ。 例として「天然木材のアロマで症状が改善される」という患者の報告もあるが、天然の木材でもダイオキシンなどの有害な化学物質は発生しうる。 むしろ、「自分は化学物質過敏症なのだ」と認識してしまい過剰に化学物質から距離を置こうとすることが、余計に強迫的に症状を悪化させてしまっている可能性すらある。 精神科にかかれば改善されうる患者が、病名そのものによって不利益をもたらされているとすら指摘されている。 なお、意図的にかあるいは提唱者ですらわかっていないのか定かではないが、しばしば並列して語られるいわゆる「香害」とは全くもって別の概念である。 香害は「香りの強すぎる柔軟剤で気分が悪くなる」「付けすぎた香水で吐き気を催す」などの「本来良い香りのはずの成分が強すぎて体調不良を起こす」現象であり、「嗅いでわかるような強い香りで気分が悪くなる」のは個人差はあれど人間としてごく当たり前の反応である。 一方、化学物質過敏症は「本来人体では感知できないような微量の化学物質ですら体調不良を起こす」病気であるため、「化学物質過敏症患者は香害にも敏感」のような相関性はあるかもしれないが原理的には全く別の話である。 そのため、「化学物質過敏症患者はどの程度いるのか?」のような話に、「柔軟剤の香りで気分が悪くなる人は大勢いる」のような反論が持ち出されたら怪しいと判断してもいいだろう。 水素水 その商品展開の非科学さから一部で嘲笑と共に話題になった商品。 ただ、「水素が体に与える影響」についてはいまだ検証段階であり、実際のところ本当に健康にいい可能性は否定できない。 水素水にとって不幸だったのは、その効果がハッキリしない内からメーカーによる過剰な宣伝がされてしまい「インチキ健康食品」のイメージが世の中に広まってしまったことだろう。 今となっては「水素吸入施設に通ってます!」という意識高い系と、それを物笑いの種にする層とではっきりと対立状態を起こしている始末。 もはや新たに検証しなおすのも困難なのが現状であり、検証は次の世代に託すことになりそうだ。 一つハッキリしているのは、水素は水にほぼ溶けない事。 なので仮に水素が体にいい影響をもたらすとしても『水素水』では効果が極めて薄い。ぶっちゃけ普通の水と大して変わらないため「水素水がインチキ健康食品」という部分は合ってるようなもの。 牛乳を体内で発酵させた方がよっぽど水素が出るので、どうしても水素で健康になりたいと思っている人は牛乳を飲む方がマシだろう。 健康食品/サプリメント 現在では様々な物が販売されており、いまや多くの人物に欠かせない物となっている健康食品。 「医薬品」として販売されている物(*78)もある一方で、中には臨床研究が不十分なまま販売されている物も少なくない。 「特定保健用食品」や「機能性表示食品」など効能を謳った食品・サプリメントもあるが、これらについても賛否両論がある。 「特定保健用食品」の審査基準や「機能性表示食品」のエビデンスの甘さを指摘する声も多く、疑似科学扱いされることもしばしば。 いずれにしても、2022年現在(サプリメントを飲むだけで)極端なダイエットができたり、大病や難病を治癒する効果が認められた物は無い(*79)。 また、健康体できちんとした食生活と生活習慣を心掛けている人であれば、サプリメント自体が必要無いとする意見も根強い(*80)。 サプリメントに頼るだけでなく、自身の生活習慣を見直し、定期的な健康診断と必要であれば病院を受診することが大事である。 ただし、極度の偏食による栄養失調などでサプリメントに頼った方が良い状況でも、高価で調理などに手間の掛かる自然食材だけを勧める者にも要注意。 そういった者は自然崇拝主義や反科学産物主義者、懐古主義者という別ベクトルの疑似科学的主張者であるケースも少なくない(*81)。 「ゲーム脳」以外の脳科学 上述の通り「ゲーム脳」「右脳左脳論」はほぼほぼ似非科学と見て間違いないが、 そもそも脳科学自体が「何が言えて、何が言えないのか。証明されているところはどこまでなのか、どこまでが有効利用できて、どこからが意味希薄な解釈なのか」曖昧すぎるのである。 人間の神経が最も複雑に絡まった器官なので研究が捗らないのは当然のことだが、「分かりにくい研究をしているすごい人物」ということで「ビジネス」として扱う脳科学者が非常に多いのである。 中には学術誌に出してない、論文を発表したというだけで「ノーベル賞に最も近い」など大口叩いてテレビに出演したり、 数多く存在する、心理学的な悩み事解消本から寄せ集めたものを「脳科学的に見た悩み事解消本」として出版してしまう人間がいるのだ。(*82) 勿論、脳を科学的に研究・解明しようと日々汗水垂らして研究する人間は沢山いるのだが、その手の人間があまりに口を大きくしてしまうせいで、もといネットで高頻度で過激な発言をしてなにかと話題になるとある脳科学者のせいで、彼等の心象まで悪くなっているのが現実であり、マスコミや社会学者など別方面の専門家から「脳科学」そのものを批判されてしまう始末である。 (*83) PATM 「People (are) Allergic To Me」の略で、「他人にアレルギー症状を引き起こす病気」とされる。 ただし、こちらも化学物質過敏症同様に医学的には認められていない。 やはり医学的にありえない病気というわけではなく、「PATM患者は皮膚から有害ガスを多く発生させている」とする報告もあるのだが、患者の症状の多くが統合失調症の「自臭症(*84)」と酷似していることが指摘されている。 PATM患者と自臭症患者を明確に区別する方法論は確立されておらず、これもやはり「自分はPATMなのだ」と思って精神科を避けてしまうことが症状の悪化を招く危険性がある。 また、何よりこの病気が疑わしいのは実際にPATMがあるなら、PATM患者に数十倍するアレルギー患者が出るはずなのに「自分の周囲にいる人がアレルギー症状を起こしている」とする患者は多くいるのに、「特定の人に近づくとアレルギーが起きる」とする実際にアレルギーに苦しんでいる患者がほとんどいないことだろう。 地震予知 大地震をある程度の精度で予知できれば被害を大きく軽減できるのは間違いないため、多くの研究者が取り組んでいるテーマ。 地震の初期微動を検知することで数秒後の地震を予知し、緊急地震速報として流して咄嗟に身を守ることができるというレベルの地震予知であれば既に行われているが、 それ以上の予知と言えるものになると、現状は科学と呼べるか疑わしいレベルのものがほとんど。 Twitterでも「当たる地震予知」をしている有名なアカウントがあるが、その理論は学会では冷笑され、地震予知のトリックも暴かれ、それらを黙殺して信者を集めている……とやっていることが完全にカルト宗教と同じ。 そりゃ毎日「地震が起こる確率が高くなりました!」なんて言ってたらいつか起きるに決まってる。 例えば「地震の直前には地震雲という特殊な雲が発生する(地震雲)」というのは有名な話である。 これは「地震が起きる直前には地下深くで地盤が崩壊するためその電波が雲の形成に異常な作用をもたらす」と説明されることが大半。 原理的に考えてありえないと断言できるわけではないが、現状「どういう雲が地震雲なのか」という具体的な定義が全くなされていない。 ごく普通のうろこ雲(空にびっしり浮かんでるとちょっと気持ち悪い)なこともあれば、俗にラピュタ雲と呼ばれる積乱雲の塊だったり、地面から立っているように見えるまっすぐな雲(単なる飛行機雲が角度の都合でそう見えるもの)、 ひどい場合は露骨に合成した写真や、うろこ雲ですらないごくごく普通の雲に地震雲論者や統合失調症の患者が「地震雲だ」と言っているだけのものが当たり前のようにヒットする。 というか、「地震雲」とされる写真の大半は、雲を見慣れた人からするとごく当たり前の雲だったりする(*85)。 雲は毎日のようにその姿を変えているため、場合によっては不気味に見える雲も観察され得る。 そう言った雲がたまたま地震が起きる直前に撮影されたりすると地震雲と騒がれたりするわけだ。仮にそんな雲が毎日観測されれば=毎日どこかしらで大地震が発生し、日本は木っ端微塵になっている。 実際、地震雲の投稿サイトもあるが、大地震の直前に特に投稿数が増えたりすることはなかったりする。 また「地震の前に動物が騒ぐ」というのもよくある話だが、実際動物だって毎日同じ行動をとっているわけではないだろうし、大地震ならばその被害範囲で飼育されているペットの数も大きくなる。 「たまたま地震の直前にペットが騒いだから記憶に残った」という可能性も十分ありそうである。 他にも地震の直後に空を見上げたら奇妙な形の雲が浮かんでいたというのを曲解してしまった可能性なんかもあるだろう。 「受験の日に起きた印象的な出来事」「好きだった親類の葬儀の時に出た食事」みたいなものをまざまざと覚えているような感じ。 いずれにせよ、「地震の直前にこんな異常な現象が起きた!」という事例だけをどれだけ集めても、それは無駄である。 大事なのは「異常な現象が起きて地震が起きた割合」と「異常な現象が起きたが地震が起きなかった割合」をキチンと比較し、前者の方が有意に高い、と証明することなのだ。 これは他の科学的検証の際にも共通する考え方なので覚えておくといいかもしれない。 副腎疲労の項で言及した一部の健康法 副腎疲労と縁の深い用語では、「遅延型アレルギー」など学会が明確に存在を否定したものもあるが、全てのものが完全に否定されているわけではない(*86)。 また、副腎疲労が科学的に解明された疾患ではないことは研究している専門家も重々承知している事が多く、自身が運営している医療施設のパンフレットにその旨をキチンと明記し、現代医学との折り合いを建設的に考えて模索していたり、患者の金銭的・肉体的な負担を憂いたり(*87)、自分の研究が周囲には理解されないのを承知のうえで、何とかして現代医学の発展に役立てたいと闘志を燃やしている殊勝な心掛けを持った研究者も少なくない。 副腎疲労にまつわる各種健康法は、精神病・慢性疲労・挙げ句は発達障害など、現代医学で綺麗に割り切れるような問題ではない疾患を何でもかんでも請け負わされているような側面があるが、裏を返せば、これらに何とか解決の糸口を見出したいという希望が収束しているということでもあり、研究が進んだ結果、本当に突破口となる可能性もないとは言い切れない。 21世紀の錬金術とでも呼べるものである。 磁気治療器 エレキバンと言った方が分かりやすいかもしれない。 磁気の力でコリを取るという商品で、割と長年生産されている。 シール型のだけでなく、ネックレス型とかブレスレット型とか種類も豊富。 しかしこれ、明確なエビデンスがある訳では無い。 コリというのがどういうものかという定義自体が無い上、実際貼って治ったからというって、コレの効果で治ったのか、自然治療したのかがわかりにくいというのも問題。 貼るタイプの場合、コリの部分に貼り付ける事により、プラシボもしくは指圧効果(これも疑似科学に近いのだが)が発生して治る、なので別に貼るものは磁石でなくとも小石とかで良いという説も。 もっと強い磁気に頻繁に当たるMRI技師や、MRIに頻繁に入る治験者が「私は肩こりが酷い、故に磁気なんて効果が無い」という発言をすることもある。 ただ効果がある人も居るので「弱くても至近距離で長時間磁気を当てる」に何かしらの影響があるのではないだろうか…と思いたい。 おっぱいは揉むと大きくなる 貧乳に悩む人が一度は聞いたことがあるかもしれない話。実際に揉んで大きくなったという話はあるものの、科学的に有意と言える根拠や理論が不十分で疑似科学の疑いが強い。 ただ強い好意を抱く相手に揉まれると女性ホルモンの分泌が活性化され、結果として胸が大きくなるという話もあるため、有意な根拠や理論が整えば疑似科学から正規の科学へと昇格する…かもしれない。 類似ケースとして「精液を飲むとおっぱいが大きくなる、美肌にいい、気分を落ち着かせる、安産になる」という話もあるが、こちらも科学的根拠は薄い。 余談 ここでは医学や生物学等の自然科学ばかりを取り扱ったが、人文科学や社会科学にも疑似科学は存在している。 前者は歴史関係の偽書がこの範疇であるが、当Wikiの利用者には江戸しぐさが最もなじみ深いであろう。 追記・修正は疑似科学に騙されない方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 医療を邪魔するとかは論外だが、外気功のようにもしもその疑似科学で救われている人がいるのなら、安易に暴きたてることの方が罪ではないのか……と思うときもある。 -- 名無しさん (2019-07-25 23 14 02) st〇p細胞 -- 名無しさん (2019-07-25 23 32 13) ↑x2その考え方で放置された疑似科学の行き着いた先がオウムであることを忘れてはならない。 -- 名無しさん (2019-07-25 23 51 50) ライフスペースの「定説」なんかがこれだったな。 -- 名無しさん (2019-07-25 23 59 30) EM菌はマジで何とかした方が良いと思う。小学校の授業で川に流したことがあるっていう人(25歳くらい)知って呆然としたわ -- 名無しさん (2019-07-26 00 02 43) 「表現の自由」「学問の自由」が大切なことは当然だが、そういう自由の負の側面ともいえる。疑似科学を取り締まったりできないのはこういう自由が隠れ蓑になっているのが一因。 -- 名無しさん (2019-07-26 00 06 21) エセ科学といえば大抵は理系分野を指して言われるけど人文も立派な科学の一分野なわけで、誤った歴史認識やイデオロギー・宗教に対する誤解も実は「エセ科学」の範疇だったりする -- 名無しさん (2019-07-26 00 13 46) 情報にインパクトさえあれば案外押し切られ信じてしまうのはフェイクニュースとかと同質よな -- 名無しさん (2019-07-26 00 21 06) ホメオパシーの理論でいくと、関東東北あたりの人間全てが放射線放射能に耐性があるスーパーミュータントになってるはずなんだ…… -- 名無しさん (2019-07-26 00 39 37) つーか、反ワクチンとホメオパシーって理論としては仲悪くなりそうなんだがね、よくわからないな -- 名無しさん (2019-07-26 00 40 48) 反証可能性がなければ科学ではない -- 名無しさん (2019-07-26 00 43 07) ↑2「近代医療で作られている薬は全て毒だ!ホメオパシーは自然派医療だから安心!」みたいな理屈をこねてくるのよ。そりゃレメディは近代医療の薬に比べたら「無害」だけどね… -- 名無しさん (2019-07-26 00 50 55) 某細胞は「STAP現象を起こす細胞」であって現象自体は認められる一方マテメソがボロボロだったって話なんだけどな -- 名無しさん (2019-07-26 08 17 29) 水素水正確にはまだグレーなのか・・・ -- 名無しさん (2019-07-26 08 19 06) 昔はアルカリイオン水なんてのも疑似科学扱いされたけど、エビデンスの揃った今だと(それなりに)効果があることがわかってきてるのに科学の進歩を感じる今日この頃 -- 名無しさん (2019-07-26 09 01 35) 疑似科学を信じることではなく、それいによって本物の科学を否定することが問題なんだよな -- 名無しさん (2019-07-26 09 05 18) 水素を吸引することで改善される病気もあるみたいね。ただそれはあくまでそういう病気だけの話であって体質が改善されるわけではないし、そもそも水素水程度の含有量だと少なすぎて全く効果が無いんだけど -- 名無しさん (2019-07-26 09 16 02) 一番↑疑似科学で救われてる人よりも疑似科学で殺されてる人のほうが確実にいるからね…心の支えになる普通の宗教と信者を騙して搾取するカルトの違いみたいなものよ -- 名無しさん (2019-07-26 09 18 18) 実は「かまいたち」が「真空の発生によるもの」と言われているのも疑似科学らしい。ただ、これを疑似科学と認めてしまうと多くの創作物の「風系の魔法・超能力」に説得力が無くなってしまうというw -- 名無しさん (2019-07-26 09 27 21) ↑魔法・超能力の類は普通の風とは違う性質を持っていても問題ないだろう -- 名無しさん (2019-07-26 09 33 17) ↑↑気を付けろ、そういう考え方が疑似科学につながるぞ。かまいたちが疑似科学なのはあくまでも真空が自然発生して切れる事であって、もしも魔法で真空を発生させて相手にぶつけることが出来るのであれば相応の結果にはなる(血液が沸騰したりはしない、あれも疑似科学) -- 名無しさん (2019-07-26 09 57 26) EM菌は江戸しぐさと一緒で為政者側に信奉者がチラホラ混じってるのが怖い -- 名無しさん (2019-07-26 10 06 35) P○○○テクターとかも堂々と電車広告出してるけど実態は…… -- 名無しさん (2019-07-26 10 41 20) 科学者の暴走の行きつくところがマッドサイエンティストならば、疑似科学の先鋭化はカルト化なんだよね。 -- 名無しさん (2019-07-26 12 59 23) 一段落目、「科学的方法をとっていないのに」が適切ではないだろうか。検証プロセスさえオープンならば、結論が誤りだったとしても依然科学の範囲内で語ることができる。プロセスを好き勝手に歪めて反証不可能にしていることが問題 -- 名無しさん (2019-07-26 15 43 24) この項目は疑似科学として挙げ連ねたものへの誹謗中傷の規約違反では? -- 名無しさん (2019-07-26 19 43 46) ハゲヅラ板は疑似科学で溢れてるよ( -- 名無しさん (2019-07-26 20 27 18) 疑似科学の問題と、それを取り巻く宗教観を一緒くたにしてるコメントがちらほら。 -- 名無しさん (2019-07-26 23 03 41) ↑何の問題ですか? -- 名無しさん (2019-07-27 01 54 20) 角の三棟分線証明って入るかな? -- 名無しさん (2019-07-27 11 30 30) ↑数学も自然科学の一部だからいいんでね? ところで『地震雲』は未科学すぎてだめだろうか -- 名無しさん (2019-07-28 12 17 30) 数学者たちにいくら「方法」を送り付けても「どうせ不備があるから見るだけ無駄、不備を指摘しても懲りずに直してまた送り付けられるだろう」と相手にされず 典型的な頭の固い権威主義者且敗北主義者やんけ -- 名無しさん (2019-07-28 21 51 20) 数学の疑似科学で社会への影響が大きいのはインディアナ州円周率法案とか -- 名無しさん (2019-07-28 22 26 03) 医療系だと、副腎疲労、遅発性アレルギー、リーキーガット症候群、分子栄養学(メガビタミン主義)は大抵セットになって語られている事が多いが、「学術的根拠は無い」と思いっ切り否定する意見も結構見受けられる。これらも疑似科学なの? -- 名無しさん (2019-07-28 23 16 41) ↑あの世界は「治験でコケた試作医薬品が健康食品名義で生産ラインに乗った」なんてことがあったりする世界だからなぁ。 -- 名無しさん (2019-07-28 23 25 51) ↑4 次から次へと似たようなバカが出てくるからなあ。拡散中のデマを個別対応だけで潰そうとするようなもんで時間の無駄だし心が折れる -- 名無しさん (2019-07-28 23 31 23) そういえば水にありがとうの奴あったなぁと思って「ありがとう水」で検索したら別の方向で業の深いものが出てきた。そういえばアレそういう名前だったな。好きです。 -- 名無しさん (2019-07-29 17 58 30) ↑「shine」と書いた紙を張ったら、「死ね」と「シャイン」のどっちに判断されるのでしょう?って突っ込んでたのを読んだ気がする。同じ字や音でも言語・方言によって意味が変わってくる言葉はいくらでもあるのに、水はどうやって判断するのだろうね? -- 名無しさん (2019-07-29 18 21 31) 報告にあったコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-31 20 08 45) ウチの大学の食堂に水素水が出る冷水器が置いてあるけど、なんか頭の悪さを前面に押し出してるように思えて情けなくなる。「自称頭良い学校」ってやつだから頭は悪いんだけどさ -- 名無しさん (2019-09-07 21 09 34) 犯罪者には生まれつき共通の身体的特徴があるというのもここに含まれるんですかね? -- 名無しさん (2019-09-07 21 24 13) ↑科学的手法で取られたデータに基づく主張なら科学、そうじゃないデータに基づくものなら似非科学、そもそもデータがないなら迷信。まあそういう系の主張は九割九分似非科学か迷信と思っていいと思う。 -- 名無しさん (2019-09-07 22 05 07) 反ワクチンは父親が家庭に無関心だったり子育て丸投げしてる家に割合としては多いのだそうな。世のお父さん、気を付けてください。 -- 名無しさん (2019-09-08 14 38 52) ↑x2~3人権上の問題や為政者が恣意的に利用するリスク等の問題から、似非科学か迷信「ということにしなければならない」。 -- 名無しさん (2019-09-08 22 02 06) ↑ ロンブローゾという学者がそれを提唱したが、ロンブローゾ当人も「それは4割くらい」と緩め、更に現在はきちんとした研究の下で否定されている。むしろ「ということにしなければならない」というのは陰謀論で、疑似科学につながるから気をつけた方がいい。 -- 名無しさん (2019-09-09 03 14 08) ちなみにロンブローゾ自身は、犯罪について実証的な検証方法を導入したという意味で犯罪学の父ともいわれる先駆者ではある。ただその点の正しさは、犯罪者には生まれつきの特徴があるという考え方の正しさにはつながっていない。 -- 名無しさん (2019-09-09 03 17 45) 定規の反則的使用法による角の三等分には結構凝っているものがある -- 名無しさん (2019-09-20 14 45 29) 生来性犯罪人説は科学的な論法で叩きのめされた古い理論ってだけだから、「疑似科学」ではなく単純に「間違った論理」じゃないかな、と思う -- 名無しさん (2019-09-20 15 50 32) ↑科学っていうか論理学じゃないかなとは思う。ここには合わないような気がするけど -- 名無しさん (2019-10-04 14 36 57) オヴァートン論文でも簡単に引用した方がいいですかね -- 名無しさん (2019-10-04 15 05 02) ↑どう頑張っても宗教がらみの話になりそうだし、やめといたほうがいいかも -- 名無しさん (2019-10-04 18 49 27) Twitterで盛り上がってた血液クレンジング…人工透析とかでは勿論ないよね。 -- 名無しさん (2019-10-19 17 39 42) 読んでて具合悪くなる -- 名無しさん (2019-11-18 03 34 26) モヤさまでやってた足湯デトックスも疑似科学らしいな。毒の正体はただの錆だとか -- 名無しさん (2019-12-25 11 53 39) この記事にぜひとも「ズンズン運動」を加えてほしいです。あんな児童虐待、忘れてはなりません・・・。 -- 名無しさん (2020-01-04 22 54 52) ルイセンコ主義の項目で出できた獲得形質の遺伝については遺伝子レベルではどうも発生しているのではないかとの報告がある。まだまだ研究途上の分野だけど。 -- 名無しさん (2020-01-04 23 42 45) ↑2疑似科学に名を借りた糾弾は勘弁願う。 -- 名無しさん (2020-01-04 23 51 06) 失礼しました -- 名無しさん (2020-01-08 21 43 10) 「親学」はここに入れたほうがいいのか、それとも別項目立てたほうがいいのか -- 名無しさん (2020-01-16 20 45 12) ↑正直、かなーりデリケートな話題だからここに追加するのも新しく作るのもやめとこうや -- 名無しさん (2020-01-16 20 55 37) 妊娠出産の疑似科学が多いのは、男の人には未知数なので付け入りやすいというのがある。大抵の父親は奥さんから「あなたは出産の事わかってない!」などと言われると引いてしまうので。 -- 名無しさん (2020-03-27 11 55 45) しかしダーウィンは人間のみ進化論に当てはまらないとも言っている…… -- 名無しさん (2020-03-29 17 38 48) ↑みたいによくある疑似科学側の手法の一つに、今日ではとうの昔に否定された説を引っ張ってきてあたかも未解決かのように装うやり方がある。また、ある一つの分野の研究がその提唱者の説を100%引き継いでるなんてほぼ間違いなくあり得ないのに、その提唱者が初期に誤った説を展開したことを理由に今日の分野全体が謝っていると喧伝するなんてことも -- 名無しさん (2020-04-26 10 36 34) 潮流発電に乗り出したベンチャー企業(社長が漁師)が、何度やっても思うような実験結果が得られないことについて、専属の教授から元より偽科学だったと、詐欺目的だと思っていたとぶっちゃけられたらしい。 -- 名無しさん (2020-04-26 12 55 39) 超心理とか量子論的引き寄せの法則も疑似科学だよな 再現可能性がない -- 名無しさん (2020-04-26 13 03 11) 千島学説を「千鳥学説」に空見してカギカッコ全部ノブの声になったわ -- 名無しさん (2020-05-09 20 41 31) 千島喜久男は日本の恥だわ。地獄なんてあるとは思わないが、もしあるなら未来永劫日本の医学界を汚した罰で永遠に苦しんで欲しい -- 名無しさん (2020-05-12 14 30 21) タバコに外があるのは間違いではないんだからその見出しはどうなんだろう…あと極論と疑似科学を同じにするのも疑似科学という言葉を武器にしかねない -- 名無しさん (2020-08-18 12 55 05) 一旦co。タバコの害云々は疑似科学とは別のジャンルな気もするな -- 名無しさん (2020-08-18 13 04 09) ↑2「害があるから人に迷惑かけない場所で吸いましょう」なら正論だけど、「タバコの煙は猛毒であり、そんなものを撒き散らすのは殺人者に等しい(本当にこんなこと言ってる人もいる)」は完全に疑似科学でしょう。結論が正しければ過程はどうでもいい、って理屈が通らないのは「水からの伝言」とかと同じ。 -- 名無しさん (2020-08-18 14 22 53) 「妊婦にタバコを吸わせないようにしよう」という結論は正しいとしても、それで「胎児の肺が真っ黒に!」などという与太話を持ち出すのはタバコの有害性を訴える上でマイナスの作用しかない。方向性が真逆なだけで、信頼さに乏しいデータ持ち出しているのはどちらも同じで、疑似科学と見て間違いはないと思います。 -- 名無しさん (2020-08-18 14 38 16) タバコに関して公平と思われる見出しに変更、一部追記修正。これならどうだろうか -- 名無しさん (2020-08-18 15 32 06) 呼吸器に疾患がある人にはホントに副流煙は危険だからそこは留意しておいたほうがいい -- 名無しさん (2020-08-18 15 48 07) あのゲームの影響でルイセンコの無茶苦茶さが注目されてて笑った。良いことだ。 -- 名無しさん (2020-11-25 17 45 41) ゲーム障害自体相当胡散臭いから、肯定的な例として出すのは止めた方が… -- 名無しさん (2020-12-13 03 54 33) ↑大袈裟に言っているけど、要するに他の特定の物にも見受けられる「依存症」だし、なんか違うなとは思う。 -- 名無しさん (2020-12-13 10 33 13) ゲーム障害の胡散臭さは、提唱・治療・研究している組織が「世界で」一つしか無いとか、そこが国連にロビー活動したとか、その組織が香川県にあって香川県のゲーム条例と連動しているクサいとか、政治的な部分であって科学的な部分じゃないんだけどね。 -- 名無しさん (2020-12-13 13 22 50) 今となっては集合的無意識も疑似科学じゃないかな。いまだにネタとなってる辺りは「かまいたち」に近いタイプ。 -- 名無しさん (2021-01-09 07 00 42) 心理学の話まで否定はなぁ -- 名無しさん (2021-01-09 09 43 28) 今ヨーロッパ辺りで流行ってる反ワクチンもこれかな -- 名無しさん (2021-01-16 18 06 59) 地球平面説 古代ギリシャの天動説に回帰してる感じがしてちょっと面白い。歴史は繰り返される -- 名無しさん (2021-01-16 18 16 23) ↑一度目は悲劇(処刑)として、2度目は喜劇(嘲笑)として -- 名無しさん (2021-07-01 10 12 25) パチンコがギャンブル依存症に該当しないのは科学よりも「パチンコは賭けじゃない」という政治的な面のが強いわけだけど、それを認識する土台が日本にはないよね。 -- 名無しさん (2021-07-01 17 24 30) 最近のネット広告、中華性クソゲー、陰謀論、疑似科学のどれかばっかり見かける。9割が知らない〇年分の角栓が、ってやつ。 -- 名無しさん (2021-12-08 09 54 52) 大体は真相に気づいて疑似科学から離脱するけど、残った人間は先鋭化が著しくなる。ここから陰謀論者に転じて宗教じみてくることもあるね -- 名無しさん (2022-02-12 21 09 26) ↑思想系統でもあまりにも過激すぎたり、中身があれだったりしてもとりまきがつく信者たちにとっても都合のいい理論なのと、少数であるという無敵な人みたいな立場でやりほうだいする人もでてきたりするのが怖い -- 名無しさん (2022-02-12 22 03 02) 「ぎじ化学」って言うと「俺の宇宙で音は鳴るんだよ(全ギレ)」っていうフィクション特有の嘘ではあるが作劇に必要な要素って感じがするけど「エセ化学」だと途端に害悪な存在に聞こえてくるな -- 名無しさん (2022-02-13 22 28 42) 反ワクチンの厄介な理由の一つは、接種会場で嫌がらせしたり妨害工作をするというのがある。ワクチン保管の冷蔵庫のコンセントが抜けてたとかほぼ間違いなくこれだが、反ワクは「有害物質に反応して抜けた」と堂々と唱えていたりする。保管用のコンセントは特殊な作りで人力なしでは抜けません。 -- 名無しさん (2022-04-13 07 45 07) 最近ホメオパシー編集してる人、ホメオパシーがなんでこんなに問題になってるか理解できてないんだろうな… -- 名無しさん (2022-04-21 16 26 11) かまいたちって擬似科学かなぁ?なんか微妙にカテゴリが違う気がする。「ナマズが暴れて地震が起きる」とかと同じで「昔はそう信じられていた」ってのが近い気がする -- 名無しさん (2022-04-21 16 53 58) ↑実際の科学とは矛盾しているのに科学的な説とされていたから疑似科学に該当すると思う。「万能鑑定士Qの探偵譚」って小説では主人公が「かまいたちの正体が真空だというのは疑似科学」ってハッキリ言ってた。 -- 名無しさん (2022-04-21 19 27 21) アニヲタWikiにもホメオパスが居るとは驚き -- 名無しさん (2022-05-18 18 36 09) アハ体験もなんか臭いけど、どちらかと言うと学者が嫌いだから叩いていると言う感じ。あとノーベル賞に近いは自称なんてするものじゃない -- 名無しさん (2022-05-18 20 17 31) 水素水は何の健康効果もないけど、ただの水である事に価値がある(純粋な水である事)からスポーツクラブが設置してるって話を聞くとまあこの位置なのは分かる -- 名無しさん (2022-06-29 11 49 27) 「あえて攻撃的に書いてるんですよ、だから修正しないでください」って免罪符になりかねないから遠慮してほしいな -- 名無しさん (2022-07-15 19 54 04) ロンブローゾの生来犯罪説が疑似科学に当て嵌まるならガルの骨相学も当てはまるのかな?物理の熱素とかはどういう立ち位置? -- 名無しさん (2022-07-15 21 02 39) ↑で、君は疑似科学でどのくらい稼いでるんだい? -- 名無しさん (2022-07-15 21 07 28) ↑×2その辺は天動説と同じ「否定された学説」だな。 -- 名無しさん (2022-07-15 21 12 53) ↑でも、ロンブローゾやガルは犯罪学の本では先駆者として名はかならずあがるし、錬金術も教科書で内容はとりあげられないが科学幕開けとしては名前があがる、まあ、名前が載るだけでいかに科学的ではないかがとりあげられるけれど -- 名無しさん (2022-07-17 16 12 53) 自然科学だと現在定説されている諸分野の知識や数学的な裏づけから科学とはいえないとわかりやすいけれど -- 名無しさん (2022-07-17 21 25 02) 社会科学とかだと統計データて裏づけをするというのに錯誤があったこたともあって理論としてあっているが実証できるか?が不明になっていたりするし -- 名無しさん (2022-07-17 21 27 16) もっというと批判する側に理論や学説がなにゆえに矛盾するかの説明を放棄して疑似科学というだけや、統計データを読み解けないかとかというのも両分野であるトおもう -- 名無しさん (2022-07-17 21 30 09) めっちゃ早口でしゃべってそう -- 名無しさん (2022-07-17 21 44 24) 忘れちゃいけないのは、「疑似科学に既にはまり込んでる人を脱却させる方法」と、「ちょっと興味を持った人を疑似科学から遠ざける方法」は全く別だということだ。前者は公的機関ですら骨が折れるが、後者は科学的視点や研究成果の提示といった万人向け対応で比較的容易。はまり込んだ人向けの対応を万人に向けて取るべきという意見は、実はとんでもなくずれている。 -- 名無しさん (2022-07-18 11 30 28) PDCE避雷針も追加で。喧伝してる効果は無いくせになまじ普通の避雷針として使えてしまうからくっそ高いのに効果があるかわからないインチキ商法と化している。 -- 名無しさん (2022-07-26 17 39 13) 「何もかもあやふやで不安なので、本当の事を教えてください!」と叫ぶ若者はいつの時代にも一定数いる。そういう奴らを誑し込む事で、疑似科学は事業として長く成り立っている。「この世に不 思 議 で な い 事 な ど 何 も な い」と割り切れる人間でなければ、科学的手法には付き合えないのであるw -- 名無しさん (2022-10-01 18 34 43) コロナ陰謀説言い張ってる奴って、病院パンクしたり実際死者出たりしてる事はどう処理してるのか気になる。自分も少し前罹ったけど、入院レベル重篤化こそしなかったとはいえ並みの風邪なんかより遥かにキツかったぞ -- 名無しさん (2022-10-30 01 31 08) 「飲まない方がいい」まではいいすぎな気がするんだけど、実際に適量なら健康に悪くはないしいい効果もあるってのは疑似科学でもないのでは? -- 名無しさん (2022-11-20 19 28 00) アルコールは少量なら~は飲酒量と健康の統計を取った際に、少量飲むグループの健康寿命がまったく飲まないグループを下回ったんだけど、実はまったく飲めないグループに「重大な疾患持ちで飲みたくても飲めない」人が含まれてたのが原因、って聞いたけどどうなんだろう -- 名無しさん (2022-11-21 09 17 47) 生来性犯罪人説の「ロンブローゾ」って黄金バットのナゾーがしょっちゅう言ってたけどのこの人が元ネタなのかな? -- 名無しさん (2022-11-22 12 19 28) ↑↑ 基本的に嗜好品は脳内麻薬で快楽を感じているだけだから体には良くない。とはいえストレスが軽減されるので適量で依存しなければ効果はあるでしょうね。 -- 名無しさん (2022-11-22 17 45 49) ↑「病院パンク」や「死者」といった情報そのものが政府によるでっちあげ、体験談も全部政府の息がかかった嘘だと思っているのだろう。 -- 名無しさん (2022-11-22 18 19 52) 水素水が抗酸化作用を持つ事は正しい。ただ、専用の容器外だと数分から数十分という勢いで水素が抜けていくので経口摂取で効果が期待できるとは到底思えないのが実状。 とはいえ、ぶっかけて乾くまでとか直に注入して30分とかそういうスパンなら酸化ストレスに有効だろう…ということで眼科手術中の灌流液に水素を飽和させたら手術ダメージ抑えられるんじゃないかとかは真面目に研究中だったりする。 -- 名無しさん (2022-11-22 18 44 27) 乾布摩擦があっても良いのかな? -- 名無しさん (2022-11-26 23 31 25) ↑×6ヒント 経済状態 -- 名無しさん (2022-11-27 18 58 20) 胸が揉めば大きくなるはいったい誰が考えたのだろうか、ぜったいにやらしい目的だったろう -- 名無しさん (2022-12-15 22 48 40) ↑女性の乳首は赤ちゃんがたくさん吸えば大きくなるから乳房そのものも…って発想は出るだろう -- 名無しさん (2023-01-04 01 53 43) 米花町が犯罪都市扱いはギャグ漫画で自虐的にネタにされてる話だし、ここでマジにやりかねないみたいと言うのはネタの範疇を超えてる気がする -- 名無しさん (2023-01-23 15 32 49) 代表的な疑似科学の項目だが分野毎に分けた方が見やすくないか? -- 名無しさん (2023-01-23 15 47 07) 最近落ち着いた気がするけど宿便関係のネット広告きったなくてきらい -- 名無しさん (2023-02-15 14 43 09) オカルト一覧は読み込ごたえがあって面白い -- 名無しさん (2023-05-27 19 23 45) ワクチンに関しては、新しく出てきた物に警戒心を持つ事にまで反ワク扱いされるのには辟易せざるを得ない。コロナワクチン割とキツいからなあアレ。 -- 名無しさん (2023-12-18 04 25 38) ↑インフルのワクチンで次の日寝こむとか無かったから余計になぁ -- 名無しさん (2024-01-15 16 32 25) 水素吸入にハマってる知り合いがいて、疑似科学として止めるか、有益か有害かはっきりしてないならたばこよりはマシかと放置するかで悩む -- 名無しさん (2024-02-06 01 52 48) ↑縁を切れとは言わないけど、関係をゆっくりフェードアウトするのが一番いいんじゃないかな、その手の輩は。 -- 名無しさん (2024-05-25 22 29 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/73.html
580 :名無しより愛をこめて:02/09/09 21 07 ID cm9+B8JB 奇っ械人の話が出たので自説披露。空気読んでなくてスマソ。 ストロンガーのビデオを見ていると奇っ械人が 「奇っ械人乗り移り」という怪しい技をしばしば使う。 これは奇っ械人がサタン虫と化して人間に取り付き、操るというものなのだが、 質量保存の法則を無視して奇っ械人⇔虫の変身をしている。 最初はこれは空中元素固定装置のようなもので 肉体の分解・再構築をしていると考えたのだが、 基本的に人間なぞ道具くらいにしか考えていないサタン虫が、 わざわざ一度人間の体を出てから奇っ械人に戻っていることの説明がつかない。 むしろ、肉体再構築時に取り付いた人間の体の分子を使いそうだ。 そして人間消滅。でも本編にこういう描写はない。 考えた末たどり着いた結論。 奇っ械人の本体はサタン虫であり、 我々が奇っ械人と呼ぶものはいわばサタン虫のコンバットスーツなのである。 人間を改造して作ったコンバットスーツ、それが奇っ械人の正体だ。 奇っ械人乗り移りの時は、コンバットスーツを電送しているのだ。 電送の邪魔になるから一度人間の体を出ないと奇っ械人に戻れないのだ。 そしておそらくサタン虫がコンバットスーツを装着するタイムはわずか0.05秒に過ぎない。 ではそのプロセスを見てみよう(サタン虫ポーズを取る、以下略。) 581 :名無しより愛をこめて:02/09/09 21 09 ID Sl0p3jgC 580 大笑いしたけど、ストロンガーの立場がないyo!(笑 623 :名無しより愛をこめて:02/09/19 11 10 ID e5CE71SD 581 亀レスだが、ストロンガーはサタン虫の長こと大首領用の コンバットスーツになる予定だったのでは? そうすれば後発の電気エイよりも電気容量が多いことや ワニーダのスリープガスが問答無用で効かなかったなどの 高性能っぷりにも合点がいくし と 580の冗談を広げてみるテスト 749 :名無しより愛をこめて:02/10/07 00 22 ID aZcX+CkB 468 580 623あたりを読んで、 580の冗談を拡げてみる。 大首領がストロンガーの肉体を後に徴用する予定だったにしても、 改造手術終了後の科学者たちの口振りからして 脳改造=サタン虫の寄生(つうか生体コンバットスーツ装着)は 完了していたようだ。ではなぜ彼はブラックサタンを裏切ったか? 思うに、改造前に城茂が仕掛けた(自己)催眠装置のせいで、 中のサタン虫はすっかり自分が城茂だと思いこんでしまったのだ。 つまり、その後仮面ライダーストロンガーとして戦っていたのは、 「自分を城茂だと思いこんでいるサタン虫」だったわけだ(笑
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/48.html
202 :名無しより愛をこめて:02/05/18 04 13 ID xFpK/hdQ 公式サイトによるとハリケンジャーの忍術は 空間自体が持つ「ゆらぎ」のエネルギーである風神エネルギー (真空を相転移させるエネルギー発生法?) http //www.toei.co.jp/tv/hariken/toranomaki/index1.html イオンから電気や物質を発生させる雷神エネルギー (対消滅・対生成を操る方法?) http //www.toei.co.jp/tv/hariken/toranomaki/index.html などを用いているようです。 しかも http //www.toei.co.jp/tv/hariken/toranomaki/index2.html にあるようにエネルギーの物質化現象を起こす際には元素固定装置を 用いているようなので、今まで出てきた「風水と気力による一発生成」とは 別の技術体系のようです。 まあ、ダイレンジャーやカクレンジャーの術と大昔に枝分かれした技術かもしれませんが…。 203 :名無しより愛をこめて:02/05/18 15 06 ID 1c6JaRCE 202 むしろ、たぶんに呪力的だった一発生成の技術が、S.U.Pによって、 科学的に理論付けられてきたという方が良くない? 204 :名無しより愛をこめて:02/05/18 15 56 ID uJYD31G0 コスモアカデミアのように、おぼろさんの卒業した特忍科と S.U.Pが繋がっていたのではないでしょうか。 205 :名無しより愛をこめて:02/05/18 18 48 ID wnWjjr+Q 長谷川は「そっくりに見えるけど、実は全然別物なんですよ」ってパターン好きそうだから、 「ハリケンの二派とカクレンジャーのシノビ流には直接の関係はない。全くの別流派。 似てるのは、ハリケンの2派がシノビ流やダイレンの風水成形術とかを取り入れたから。 テレビで使ってるのはSUPの協力のもとに得た最新技術の忍術である」 とか言ったりして。 いや、折れ的には、ハリケンの二派はシノビ流の分派だと思ってるけど。 あと、ハットリくんのジッポーは星獣。実は戦隊ものっぽい忍者だった。 219 :カゼタサブロー:02/05/20 00 51 ID NIqFCSW3 218 面白い。でもそうすると、太古の巨人族とやナザレたち (画面上からは現生人類と同根と思われ)とノンマルトの関係は? とはいえ「すごい科学」からはちょっと離れてきたような気がするな。 旋風神はS.U.P流れではライブロボ以来の動物モチーフで、構成も同じなので、 ある意味ライブロボマーク2+一発成型システム(からくりボール)な感じなので、 以前に出ていたおぼろコスモアカデミア留学説もかなり信憑性ありだけど、 ロボメカ自体の伝送とか、かなりリキ入ってるのは、S.U.Pがジャカンジャの来襲を 予期していたってことなのカナ? 223 :名無しより愛をこめて:02/05/20 06 08 ID Y+h6rDei 219 ジャカンジャ襲来の予期については、何かネタが欲しいね。 バルイーグル・スペースシャトルのパイロットになって外宇宙探査→ 銀帝軍ゾーンの襲来予期、のような。 224 :名無しより愛をこめて:02/05/20 09 25 ID njLf0OPc 「シャンゼリオン」と「アギト」「龍騎」をどう関連づけるかが見たいな。 あと、「ブルースワット」とも(w
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いろいろブログ&サイト【TOP】 / 陰謀論 ■ ぶったまげた精神世界 興味をひかれた精神世界の目撃情報と私見 ■ 全面的徹底改造計画Silent Rage ■ ブルースターのスピリチュアルエッセイ 地球外生命体という深遠なテーマに挑む 古代文明・UFO・アセンション・エイリアン・青い星の預言 新しい文明の到来に向けて語るスピリチュアルサイト ■ onpa.tv このブログはIT系、アニメやゲーム系(オタク系)、スピリシュアル系、歴史、戦史関連や気になるニュースなどについて編集者Nakahara独自の見解を掲載しています。 ■ Newアカシックレコード情報全公開! 魂の遺伝子構造の識別と配列の解明、遺伝子統合のノウハウ伝授。ねじ曲げられた断片でしかなかったアカシックレコード情報ではなく、修復され元の姿である宇宙のはじまりから終わりまでの記録であるNewアカシックレコードによるチャネリング情報等を公開しています。 ■ シドニーおちんの、これが今の精いっぱい エントリーカテゴリー:退行催眠・地図のある旅・怪しい宇宙人の勉強会・体外離脱・中国のお話 ■ PHONIA 世界のストレンジニュース ■ PSJ渋谷研究所X 『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG ■ The Greatest Story Ever Denied Jose Escamilla's You Tube Channel ■ カラパイア - 不思議と謎の大冒険カラパイア ■ ラエリアンムーブメント公式ホームページ 無神論者の為のインテリジェント・デザイン論 無神論の「インテリジェントデザイン論」は、神を信じる人たちと進化論者達の間の長年の論争への合理的解決策を提供します。 それは今日の科学的発見だけではなく、すべての文化の古代の歴史的伝承とも矛盾しないものです。 ■ 聖書とユダヤ人~とにかくイエスを信じてくれ~ ダニエルです。もちろんハンドルネームです。クリスチャンです。 ■ 不思議館 古代の不思議、超常現象を探る、不気味で神秘的な話、女王にまつわる奇談、史実に隠された衝撃的な話、など。 ■ UMAファン ~ 未確認動物 世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。 ■ 宇宙のこっくり亭 意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!! ■ 地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~ 「人類滅亡大全」(洋泉社刊)公式サポートページ☆2012年に大変革があるという予言がありますが、ホントでしょうか? 日々の怪しいニュースなどをその日に向けてクリッピングしていきます ■ 黄色い戦士-赤い蛇のつれづれ日記 世の中の『本物・真実』とは・・・あらゆる情報を通して (注:日月神示、アセンション関連) ■ 煩悩くん フルスロットル 願望実現・引寄せの法則・シンクロ・パラレルワールド・覚醒・陰謀・不思議事象を妄想タップリに洞察。変換人型ゲシュタルトであらゆる此の世の事象を斬る。 ■ スピリチュアルラボ 今を精一杯に生きること 愚か者 ヘヨカ と歩むスピリチャルビギナーのためのブログ。愚か者が改心した良書、ガックリした書を紹介 ■ 怖いBLOG 都市伝説 心霊動画 心霊画像 衝撃映像 恐怖体験 怖い話 怖い心理テスト ■ 危機と活路 地球危機からの活路を示す (創造主らの宇宙ブロックス管理界の知らせによれば、・・・) ■ オカルトの部屋 魔術、錬金術、占星術、呪術、密教、道教、東洋占術など ~オカルティズム用語の解説およびエッセイのHPです~ ■ 伊勢ー白山 道 白山(裏・陰)と伊勢神宮(表・陽)に光の柱が建ちます。この意味を探求して行きましょう。 / 全コピー ■ Watch from Brasil ブラジルの混沌から世界を見る。 (記事より⇒私はここで断言するけど、地球外知的生命体は10次元の無数の双子の宇宙の中に、これも無数に存在します。そして地球を訪れることができる手段を持つ彼らは、地球人類に危害を加えるような進化レヴェルの低い段階をとっくに過ぎていて、独自に進化する人類のゆく末に干渉したり介入したりすることが基本的にできないルールになっているのです。) ■ カレイドスコープ 信じられないけれど現実に起こっている世界へ ■ 永井俊哉ドットコム 専門の垣根を越えて、縦横無尽の知的冒険を行う学術系サイトです。 ■ 淺川嘉冨のHP 「宇宙」と「先史文明」と「霊的世界」の謎を解く ■ グラハム・ハンコック 日本オフィシャルサイト 「神々の指紋」「神々の世界(アンダーワールド)」の著者サイト → 参考:エハン・デラヴィ ▲ グラハム ハンコック - スーパーナチュラル このブログは "グラハム・ハンコック"とその息子"ルーク"によるものです。 ■ David Icke in Japan ■ デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報 ■ Walk in the Spirit ■ 西澤徹彦氏の5つのサイト 最新の追加更新状況 急変する地球 七天使と神々の系譜 古代日本とヘブライ一掃計画 霊性の進化と生命 地球外人類と惑星間移住 ■ LIFESTUDIES.ORG/JP 森岡正博が管理する、生命学、生命の哲学、セクシュアリティ、環境倫理などを扱うサイト。 ▲ 感じない男ブログ kanjinaiの書評、日記、読書ノートなどを掲載していきます。 特化評論 ■ 死体からの臓器摘出に麻酔? 私的にほのぼの ■ ともこの不景気奮闘日記 不況なんか吹き飛ばせ! ともこと一緒にがんばりましょう。 ■ 今泉有美子さんの「ゆんちの朝刊フジ」 イザ! 新聞記者の仕事や全国のおいしいものなどを、社会部記者がイラストつきでお伝えします! ■ 五木寛之で自分をほめる! 『生きるヒント』や『大河の一滴』、そして『青春の門』や『百寺巡礼』で有名な五木寛之さんは、世の中の不条理に生きにくさや、生きるつらさを感じ、そんな自分は弱い人間だと悲観していましたが、それでも私に生きる価値のある事を伝えてくれます。 ■ ALKINIST -あるきにすと- 単独徒歩による時速4kmの旅(現在ユーラシア大陸横断中。ユーラシア大陸東端上海から最西端ロカ岬まで約2年を予定。) ■ 女優奮闘記~東洋医学療法士への道 舞台女優が、東洋医学の鍼灸の専門学校に入学し、体験と考えたことを語る、不思議で東洋医学に満ちたサイトです。 ■ 仕遊人のブログ 仕遊人の独擅場(どくせんじょう) にようこそ!。仕事のぼやきや遊び趣味を書き込むブログです。 ■ サンドイッチ共和国 我がサンドイット共和国ではサンドイットの耳を切ることを禁止します。美味しいサンドイットとエコな地球を守るため、この憲法を制定します。 地球環境 ■ らくちんランプ このブログは、国と国とに「境目」を造る「環境」ではなく、人の心と心が響き愛う「環響」に文字変換することで、文字の持つ波動によって、争いのない世界を築く第一歩を歩むことを目的として出版された、「言の葉の幹を捜す」と「神との契約」(共に田響隆仁著)を主に書き記し、時々私の日記も書き記しています。 ▲ 言の葉の幹を捜す ■ 悪魔のささやき 気象予報士の視点から科学的に捉えた地球温暖化問題の真相を追究・・・しているつもり ■ 『環境問題』を考える 陰謀・精神・宇宙人・不思議エネルギー ■ マドモアゼル・愛のぶらりブログ 1970年代のデビューから第一線で活躍する、日本を代表する西洋占星術者。西洋占星術の枠にとどまらず、恒星占星術を始めとする独自の占法を研究。自然と人間を見つめ、未来社会への提案、エッセイストとしても活動中。現在、執筆活動以外に出版事業を手がけ、ニッポン放送テレフォン人生相談の人気回答者である ■ アセンション(Ascension)の予定 アセンション(Ascension)とは、次元上昇(3次元より次元の高い生活)すること。 ■ 日本と地球の命運 宇宙連合・地球の破局 ■ つながっているこころ こころは、永遠であり、一瞬である。そんな、こころたちを感じていたいと願うわたしの一番好きなことは、空をみること。 ■ tdamのひたすら考えるブログ 不景気に怒れる&オタク的嗜好のある関西系&理系大学院生(♂・26)がひたすら考えたこと・気になることを書き連ねた駄ブログです ■ ChemBlog-ケムログ Contrail or Chemtrail, I never mind. They re always above us apparently and certainly. ▲ ChemBlog-ケムログ - Ubervu social conversation ■ Kazumoto Iguchi's blog 井口和基の公式ブログ (ミステリー、HAARP、未知の文明、スピリチアル) ■ 『リアルな現実』にほえろ! のんびり行きましょう! ■ 喜多見ブログ ぬらりひょん・・・ほんの1ミリでも、自己成長のたしになるコンテンツを提供しようと日夜がんばっています。 ▲ VOICE ■ tokuriki.com ネットコミュニケーションやソーシャルメディアに関する、徳力の個人的なメモとか、コラムとか、旅行記とか、活動履歴とか。2009年のメインテーマは、「カンバセーショナルマーケティング」、「オンラインイベント」と「ブログを楽しむ」の3つです ■ 赤いスペード・黒のハート 矛盾を矛盾で塗りつぶす言い訳社会・・我慢できなかった 政治の話題は現在扱っておりません。 ■ オートファジー2ちゃんねる ねんがんの ぶろぐを はじめたぞ ■ 良い宇宙人と悪い宇宙人:宇宙の真相 ■ なんでも評点 他所ではなかなか読めない 世界各地の珍しいニュースを読み物風にわかりやすく ■ ヴィレッジのお役立ち?情報 どうでもいいことかもしれないけれど、知っておくといいかも?ってことを書いていきたいと思ってます。 ■ ポスト・ヒューマンの魔術師 / 別館:hatena diary 知識社会は、「無知社会」だ。我々には、もはや現実を知る必要が無い。 ■ アセンション2012根岸平和が人類の行方を探る! 地球と人類が進化するには 自身の葛藤を捨て去り 覚醒する事です。 世界人類は2011年~2014年に大アセンションで進化できます。*ブログリンクにはスピリチュアル系サイトリンク多数* ■ just another anonymous アーノルドキングストロームスーパーハイパーウルトラアノンの鬱萌日記 ■ MARU LIGHT MARUMARUSEA2☆ 不思議な話や、ワタシが日々感じる誰にも言えない内緒話 ■ シリウス文明がやって来る Kagari ∞ Kazuki のブログ 西暦2012年12月22日を通過すると、シリウス文明が幕を開ける。日常に潜むニュース。それは、ノイズか、シグナルか。銀河系宇宙時代に向けての現代版・おとぎ話。 ■ 心&身魂のアセンション / 心&身魂のアセンションブログ ■ HEAVEN 世界発:仰天ニュース、トンデモ画像にお馬鹿グッズ満漢全席 ■ mayukoのブログ オレゴン州在住の人 ■ 平民新聞 団結しろ万国のまよなかの白痴ども/きみらのことは誰も詩に書かない(岩田宏/のぞみをすてろ) ■ 分杭峠(ぶんぐいとうげ)ゼロ磁場の情報サイト 驚異のパワースポット・ゼロ磁場のある「分杭峠」の気場の情報とその魅力をご紹介するもので、「気」(波動)を感知することのできるメンバーによって制作されています。 ■ カレイドスコープ ようこそ、陰謀の迷宮へ。いま、あなたに仕掛けられた壮大な罠を快刀乱麻のごとく断ち切る! ■ すべてはひとつ アセンションについての情報を発信していきます。2012年12月22日はもうすぐです。 ■ MCSG SYM 写真・イラストなど ■ hustler4life ■ hungry ■ 神様なんて信じない僕らのために さえないダメグラマ 役に立たないことしかしません ■ 分裂勘違い君劇場 ■ モッ鳥 ■ The Choice is Yours ■ アセンションの秘密 いよいよ、人類が、未だ見たことも、聞いたこともない世界に次元上昇する時が来ました。このブログを通じて、アセンションの秘密を明かしていきます。 ■ キノコの光合成 やっぱり世界は不思議につながってるけど不気味なんは勘弁です。 ■ あびの万華鏡 自らの瞑想体験、シャーマニズム体験をもとに、世界の精神史を読み解きます。 あらゆる宗教性の神髄に達し、しかも宗教から自由に踊りつづけるための鍵を見つけます。 すべてを超え、すべてを抱きしめたい! ▲ abhiの日記の一覧 (最新100) .
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いろいろブログ&サイト【TOP】 / 陰謀論 ■ ぶったまげた精神世界 興味をひかれた精神世界の目撃情報と私見 ■ 全面的徹底改造計画Silent Rage ■ ブルースターのスピリチュアルエッセイ 地球外生命体という深遠なテーマに挑む 古代文明・UFO・アセンション・エイリアン・青い星の預言 新しい文明の到来に向けて語るスピリチュアルサイト ■ onpa.tv このブログはIT系、アニメやゲーム系(オタク系)、スピリシュアル系、歴史、戦史関連や気になるニュースなどについて編集者Nakahara独自の見解を掲載しています。 ■ Newアカシックレコード情報全公開! 魂の遺伝子構造の識別と配列の解明、遺伝子統合のノウハウ伝授。ねじ曲げられた断片でしかなかったアカシックレコード情報ではなく、修復され元の姿である宇宙のはじまりから終わりまでの記録であるNewアカシックレコードによるチャネリング情報等を公開しています。 ■ シドニーおちんの、これが今の精いっぱい エントリーカテゴリー:退行催眠・地図のある旅・怪しい宇宙人の勉強会・体外離脱・中国のお話 ■ PHONIA 世界のストレンジニュース ■ PSJ渋谷研究所X 『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG ■ The Greatest Story Ever Denied Jose Escamilla's You Tube Channel ■ カラパイア - 不思議と謎の大冒険カラパイア ■ ラエリアンムーブメント公式ホームページ 無神論者の為のインテリジェント・デザイン論 無神論の「インテリジェントデザイン論」は、神を信じる人たちと進化論者達の間の長年の論争への合理的解決策を提供します。 それは今日の科学的発見だけではなく、すべての文化の古代の歴史的伝承とも矛盾しないものです。 ■ 聖書とユダヤ人~とにかくイエスを信じてくれ~ ダニエルです。もちろんハンドルネームです。クリスチャンです。 ■ 不思議館 古代の不思議、超常現象を探る、不気味で神秘的な話、女王にまつわる奇談、史実に隠された衝撃的な話、など。 ■ UMAファン ~ 未確認動物 世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。 ■ 宇宙のこっくり亭 意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!! ■ 地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~ 「人類滅亡大全」(洋泉社刊)公式サポートページ☆2012年に大変革があるという予言がありますが、ホントでしょうか? 日々の怪しいニュースなどをその日に向けてクリッピングしていきます ■ 黄色い戦士-赤い蛇のつれづれ日記 世の中の『本物・真実』とは・・・あらゆる情報を通して (注:日月神示、アセンション関連) ■ 煩悩くん フルスロットル 願望実現・引寄せの法則・シンクロ・パラレルワールド・覚醒・陰謀・不思議事象を妄想タップリに洞察。変換人型ゲシュタルトであらゆる此の世の事象を斬る。 ■ スピリチュアルラボ 今を精一杯に生きること 愚か者 ヘヨカ と歩むスピリチャルビギナーのためのブログ。愚か者が改心した良書、ガックリした書を紹介 ■ 怖いBLOG 都市伝説 心霊動画 心霊画像 衝撃映像 恐怖体験 怖い話 怖い心理テスト ■ 危機と活路 地球危機からの活路を示す (創造主らの宇宙ブロックス管理界の知らせによれば、・・・) ■ オカルトの部屋 魔術、錬金術、占星術、呪術、密教、道教、東洋占術など ~オカルティズム用語の解説およびエッセイのHPです~ ■ 伊勢ー白山 道 白山(裏・陰)と伊勢神宮(表・陽)に光の柱が建ちます。この意味を探求して行きましょう。 / 全コピー ■ Watch from Brasil ブラジルの混沌から世界を見る。 (記事より⇒私はここで断言するけど、地球外知的生命体は10次元の無数の双子の宇宙の中に、これも無数に存在します。そして地球を訪れることができる手段を持つ彼らは、地球人類に危害を加えるような進化レヴェルの低い段階をとっくに過ぎていて、独自に進化する人類のゆく末に干渉したり介入したりすることが基本的にできないルールになっているのです。) ■ カレイドスコープ 信じられないけれど現実に起こっている世界へ ■ 永井俊哉ドットコム 専門の垣根を越えて、縦横無尽の知的冒険を行う学術系サイトです。 ■ 淺川嘉冨のHP 「宇宙」と「先史文明」と「霊的世界」の謎を解く ■ グラハム・ハンコック 日本オフィシャルサイト 「神々の指紋」「神々の世界(アンダーワールド)」の著者サイト → 参考:エハン・デラヴィ ▲ グラハム ハンコック - スーパーナチュラル このブログは "グラハム・ハンコック"とその息子"ルーク"によるものです。 ■ David Icke in Japan ■ デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報 ■ Walk in the Spirit ■ 西澤徹彦氏の5つのサイト 最新の追加更新状況 急変する地球 七天使と神々の系譜 古代日本とヘブライ一掃計画 霊性の進化と生命 地球外人類と惑星間移住 ■ LIFESTUDIES.ORG/JP 森岡正博が管理する、生命学、生命の哲学、セクシュアリティ、環境倫理などを扱うサイト。 ▲ 感じない男ブログ kanjinaiの書評、日記、読書ノートなどを掲載していきます。 特化評論 ■ 死体からの臓器摘出に麻酔? 私的にほのぼの ■ ともこの不景気奮闘日記 不況なんか吹き飛ばせ! ともこと一緒にがんばりましょう。 ■ 今泉有美子さんの「ゆんちの朝刊フジ」 イザ! 新聞記者の仕事や全国のおいしいものなどを、社会部記者がイラストつきでお伝えします! ■ 五木寛之で自分をほめる! 『生きるヒント』や『大河の一滴』、そして『青春の門』や『百寺巡礼』で有名な五木寛之さんは、世の中の不条理に生きにくさや、生きるつらさを感じ、そんな自分は弱い人間だと悲観していましたが、それでも私に生きる価値のある事を伝えてくれます。 ■ ALKINIST -あるきにすと- 単独徒歩による時速4kmの旅(現在ユーラシア大陸横断中。ユーラシア大陸東端上海から最西端ロカ岬まで約2年を予定。) ■ 女優奮闘記~東洋医学療法士への道 舞台女優が、東洋医学の鍼灸の専門学校に入学し、体験と考えたことを語る、不思議で東洋医学に満ちたサイトです。 ■ 仕遊人のブログ 仕遊人の独擅場(どくせんじょう) にようこそ!。仕事のぼやきや遊び趣味を書き込むブログです。 ■ サンドイッチ共和国 我がサンドイット共和国ではサンドイットの耳を切ることを禁止します。美味しいサンドイットとエコな地球を守るため、この憲法を制定します。 地球環境 ■ らくちんランプ このブログは、国と国とに「境目」を造る「環境」ではなく、人の心と心が響き愛う「環響」に文字変換することで、文字の持つ波動によって、争いのない世界を築く第一歩を歩むことを目的として出版された、「言の葉の幹を捜す」と「神との契約」(共に田響隆仁著)を主に書き記し、時々私の日記も書き記しています。 ▲ 言の葉の幹を捜す ■ 悪魔のささやき 気象予報士の視点から科学的に捉えた地球温暖化問題の真相を追究・・・しているつもり ■ 『環境問題』を考える 陰謀・精神・宇宙人・不思議エネルギー ■ アセンション(Ascension)の予定 アセンション(Ascension)とは、次元上昇(3次元より次元の高い生活)すること。 ■ 日本と地球の命運 宇宙連合・地球の破局 ■ つながっているこころ こころは、永遠であり、一瞬である。そんな、こころたちを感じていたいと願うわたしの一番好きなことは、空をみること。 ■ tdamのひたすら考えるブログ 不景気に怒れる&オタク的嗜好のある関西系&理系大学院生(♂・26)がひたすら考えたこと・気になることを書き連ねた駄ブログです ■ ChemBlog-ケムログ Contrail or Chemtrail, I never mind. 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サイトトップページへ 【陰謀論】 「逝きし世の面影」より ■ 護憲派でも陥る恐ろしい『陰謀論叩き』の罠(2011.3.8) ・『イラク戦争と9・11が無関係と言い切る不見識』 ・9・11事件と対テロ戦争の意味が理解できず、アメリカのイラク戦争を 即座に支持した小泉純一郎だけではなくて、日本では護憲派までが大混乱 に陥っている。 ・『以前の間違いを修正出来ない不幸』 ・菊池氏等は子供でも判る程度の超簡単な構造のニセ科学しか非難しないくせに 突然君子豹変、複雑を極め簡単には白黒が付けにくい社会問題や政治問題である 9・11事件を疑う人々を一纏めにして陰謀論と口汚く非難していた。 ・『無知無責任無反省の三無主義』 ・菊池誠一派は何も知らない何の責任も無い一般人ではなくて、今でも少しも 間違いを認めず反省せず少しも懲りずに陰謀論叩きで狂奔している連中なのですよ。 信じられないほどの無責任過ぎる悲惨な態度である。 --- ■ 菊池誠版、陰謀論の罠(2008.3.18) ・何故、隠蔽論や懐疑論や謀略論と呼ばず,日本では馴染みの無い(ユダヤ陰謀論を指す)「陰謀論」という言葉を使って『懐疑論者』を攻撃しようとするのか。?そこに、まさに『陰謀』の影を感じるのは、果たして私だけだろうか。? ・WTC7の崩壊については菊池君は、それ以後の他者からの質問には、『既に答えています。ブログを最初から読みなさい』で通しています。 小泉純一郎以上の逸材です。 ☆ 陰謀論の一覧〔Wikipedia〕 ☆■ 【書評】『陰謀論にダマされるな!』(竹下節子) 「かぶとむしアル中」より ・陰謀論はこの本の中で、個人が複雑な現実にふたをして、不安から逃れる機能を持つ世界解釈の一種として理解されています。 【アルジャジーラ】 ■ アル・ジャジーラのプロパガンダに注意(2011.3.7) 「カレイドスコープ」より ・一連の中東民主化暴動の本質は情報戦です。 今回のリビアの偽情報で、巨大メディアの報道がプロパガンダであることが明白になったわけです。 ・プラウダが、リビア空爆報道は嘘であると断定 --- ■ カダフィー暴君像は西側メディアの捏造() 「カレイドスコープ」より ・カダフィーに対するネガティブな捏造情報は、米国のマスメディアはもちろんのこと、ヨーロッパでは、特にBBC、そして、なんとあのアルジャジーラが流しているようです ・中東暴動の本当の仕掛け人は、アルジャジーラでした。 アルジャジーラも、西側メインメディアと同様、信用できません。 ----------- ■ 「アルジャジーラは本物のニュースをやっている」と米国務長官(2011.3.4) 「tnfuk [today s news from uk+]」より ----------- ■ @1626Amnesiaさん 「Twitter」より ・Wikiによるとアルジャジーラの主な収入源である映像使用料を一番払ってる海外メディアはNHKらしい。なんか弱小公立高校がPL学園にボール寄付してる感じやなw ----------- ■ アルジャジーラのTwitterプロモーション、その結果は?(2011.2.8) 「BROGOS〔シロクマ日報〕」より ・一連のアルジャジーラの取り組みや、以前ご紹介したNPRの事例などは、ジャーナリズムが決して従来型のマスメディア(新聞やテレビ、ラジオなど)だけと結びつく存在ではないことをはっきりと示しているのではないでしょうか。人々の目がウェブに向かう時代に、報道機関はどのような行動を取るべきなのか。少しずつ具体的な姿が見え始めているようです。 【ケヴィン・メア】 ☆ メア日本部長発言録全文(日本語)2011.3.8 「沖縄タイムス」より -------------------- ★ メア氏差別発言問題 「琉球新報」より ・(mono注:メア氏の過去発言記事一覧あり。) ・メア総領事、コーヒーかけられる 無職の男を逮捕(2009.4.6) ・米艦石垣寄港 米側、挑発的な態度/市民、実績づくりに懸念も(2009.4.6) ---------- ☆ ケヴィン・メア〔Wikipedia〕 ☆ メア日本部長の発言要旨(2011.3.8) 「47news」より ■ バカウヨ涙目!アメリカ前駐沖縄総領事「日本はゆすり文化で、特に沖縄人はずるくてしかも怠惰」(2011.3.8) 「憂国世界」より ・どうも日本の、とりわけ沖縄の文化風習はメア氏の正義感に抵触してしまったようだ。しかし、メア氏が日本の文化に関してどれほど精通しているのは不明である。 日本には「バカウヨ」というアメリカ人にいくら蔑まれても「それでも中国に支配されるよりはマシ!」としっぽを振ってキャンキャン吠えるかわいい家畜人がいることを、メア氏はご存じなのだろうか? ---------- ■ というか、ケビン・メアと同じようなことを本土のカスどもは平気で口にしている(嘲)(2011.3.8) 「坑外のカナリアもさっき死にました」より ・「ってかまあ、基本的に本土の人間はこのゲスの獣姦野郎が沖縄人に対して抱いているのと ほぼ同じような軽視意識、差別意識、反感、侮蔑を共有してるだろ(嘲)」 ---------- ■ アメリカはゆすりたかりの名人(2011.3.8) 「ネットゲリラ」より ・ちなみに講義録の出処は沖縄4世のミヤギさんだというんだが、TVにも出ていたんだが、賢そうなお兄ちゃんでした。つうか、「沖縄人がゆすりたかりの名人」だというのには反論はないんだが、それをアメリカ人に言われたくないですね。思いやり予算とかでカネを出しているのは日本政府ですから ・tadzi0 tadzio @ @Shibacom いや、ニュースでキャンベルが明日飛んでくるって云ってたから、表向きはメア発言謝罪だろうけど このタイミング、外相人事か前原処遇についてか 五寸釘刺しにくるのかな?と。 ---------- ■ メア氏、県民と「対話不可能」 軍隊否定 理由に(2011.3.8) 「生玉日記」より ・国の代表として、公人として、言ってはならんことではあったのでしょうけど、でも、これがアメリカの本音なんでしょ~ね~。 逆に言えば、このメア氏は、とても正直な人だったんでしょ~ね。 いや、正直だからすべてOKとは流石に思わんけど・・・。(汗) ・『自衛隊への批判的見方も表明。「米軍と自衛隊は思考方法が違う。米軍は起こり得る展開に対し準備して訓練するが、自衛隊は実際の展開を準備せずに訓練している」と話していた。』 専守防衛の自衛隊は、相手方の攻撃の後初めて初動に移れるという意味では、この意見も正しいのですが・・・・、 でも、そんな自衛隊の在り方を強制したのは、アンタ達、アメリカ人やんけ~~!!!(怒) ---------- ■ 「白人は人間ではない」を証明?:メア氏の天皇家はゆすり屋さん発言(2011.3.7) 「Kazumoto Iguchi s blog」より ・さて、このメア氏は日本語が堪能ということらしい。それが災いしたのだろうか。歴史には疎かったようである。「和の文化」とは、今の日本の天皇家のご先祖、それも日本で最初の成文憲法をお作りになられた、聖徳太子の言葉から生まれたものである。したがって、「和の文化はゆすり」という意味は、「天皇家の文化はゆすりやたかり」という意味になるわけですナ。 「ケヴィン・メア」言葉で検索 【リビア】 ★ カダフィ大佐が退陣に向け反体制派との合意模索=アラブ系メディア(2011.3.8) 「ロイター」より ・アルジャジーラは7日、リビアの最高指導者カダフィ大佐が、反体制派との間で、自身の退陣につながる合意を目指していると報じた。しかし、現時点では、これらの報道は公式には確認されていない。 ・国民評議会の関係者は、リビア東部ベンガジで同TV局の記者に対し、カダフィ大佐の提案を拒否したことを明らかにした。その理由として、提案を受け入れればカダフィ大佐が「名誉ある」退陣をすることになり、犠牲者の感情を害すると述べたという。 上記報道とは直接関係のない記事だが、リビア関連 ■ アメリカ:リビア反乱勢力支援はサウジ迂回で対処?(2011.3.8) 「ROCKWAY EXPRESS」より ・今や、欧米諸国は自分達の撒いた矛盾の種を刈り取る羽目に陥っている。イギリスでもカダフィを支援してきた事で、今頃になって大騒ぎする事態を招いている。金のために節操を売った国家の惨めな姿である。 ・しかもこのリビアではイスラエルの不倶戴天の敵の一つであるシリアがリビア政府支援で、空軍パイロットを派遣したというから、リビアをアリーナとして複雑怪奇・しっちゃかめっちゃかな状況が出てきている。(注:イスラエルは裏でリビアと組み、今は傭兵をリビアに送って支援している。) 【中国】 【☆】 中国現代史研究家・鳥居民 中国「穏定の維持」時代の終わり(2011.3.4) 「msn産経ニュース」より ・人口10万人当たりの警察官の数(mono注 - この表もどきは管理人による抜き書き) 日本も他の国々もさほど違わず、200人前後 メキシコ 500人に近い(麻薬戦争の国) イタリア 550人 (マフィアの国) 中国 1000人~1500人 ・ところが、まだ足りない、もう120万人増やしたいというのである。一体、どういうことなのだろう。 ・1993年に中央と地方の治安経費の総計は165億元だった。それから7年後の2000年には10倍になり、1711億元となった。そして09年にはさらにその4倍の6682億元。16年間で40倍に膨れあがったのである。 【前原誠司】 ■ 前原誠司と暴力団の影 - 貸金業者の金利規制撤廃に奔走していた(2011.3.7) 「世に倦む日日」より ・頭を過ぎるのは、2009年初の時期に、前原誠司が熱心に貸金業のグレーゾーン金利規制に反対して国会内外で奔走していた事実だ。 ・特に、「国民の生活が第一」を掲げて自民党政権と対峙していた民主党の議員が、サラ金のグレーゾーン金利の回復と保障を目指して国会で奮闘するなど、絶対にあってはならない倒錯した行動である。 ・(mono注:記事全文公開はもうすぐ終わります。お早めに。) 461 link_trackback .
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「何で俺がこんな目に……」 プロフィール 名前 坂城 諒(さかじょう りょう) 性別 身体は幼女、心は男 年齢 16 属性 【特殊系】 誕生 3/20 身長 138cm 体重 重さを感じさせない 趣味 サッカー、家事全般 好き サッカー 嫌い 悪い奴 大切 仲間 能力 【窒素脚甲】 自分の脚(膝下)に周囲の大気の窒素を圧縮 高圧を利用して高い跳躍力を発揮したり、蹴りの威力を凄まじいものに上げることが可能 衝撃や反動も圧縮窒素が吸収する為、高い物理耐性を持つ 概要 普通の公立高校に通う高校二年生。 能力のお陰で所属していたサッカー部で大活躍、一時期は地域の時の人となった。 しかし、ある日目を覚ますと…… 「な、何で俺が幼女になってんだ!?」 まるで人形のように可愛らしい幼女になっていた。 現在はその原因を探る為、学校に通いつつ各地を旅している。 容姿 腰まで伸びる黒髪、ぱっちりと開いた黒の眼、まるで人形の様に整った顔立ち。 和服でも着せたらまさしく人形、と言った感じの幼女。 普段は、特注で作って貰った高校の男子学生用のブレザーを着用している。 ちなみに以前は長身で筋肉質な爽やか系だった。 性格 なんだかんだでお人好し、困っている人が居たら悪態吐きながらもついつい助けちゃう。 仲間思いでもあり、人一倍大切にしている。 芯のない悪い人間が嫌い。 幼女になる以前は、能力と頭脳を駆使して探偵紛いの事をしていた事も。 どことなく某名探偵と被ってる気がしなくもない。 テスト -- 【窒素脚甲】 (2011-03-21 13 52 16) 公園で桐崎(【怪人装甲】)と模擬戦し敗北、【企業】についての情報を得た。 -- ちっそ (2011-03-21 13 55 35) 廃墟で球児(【魔球球児】)と戦闘し敗北 -- ちっそ (2011-03-21 18 20 50) ランカーズビルでリリヤス(【暴食乃腕】)と会話、ランカーズ1000000001位になったらしい。神具様(【神具創造】)とやらの情報を得た。 -- ちっそ (2011-03-22 02 25 58) 【企業】ビル前で社長(【変幻承腕】)と会話、【企業】に加入することになった。 -- ちっそ (2011-03-27 20 33 07) 繁華街の路地裏で怪しげな女(【着火選択】)と会話、この危険思想女は一度ジェイルの御用になるべきだと思う。 -- ちっそ (2011-03-31 22 35 10) 名前 コメント
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2011-06-05 photo by Christian Revival Network@Flickr はじめに EBMとは何か? 3た論法が許されるのは小学生までだよね そんな試験で大丈夫か? これからの「医療」の話をしよう いくつかの補足 参考文献 コメント はじめに この記事では個人的経験はあつかいません。 △△という代替医療はものすごく良かったという経験の持ち主へ →自分にピッタリの医療が見つかった幸運を噛み締めましょう。それは大変に羨ましいことです。 代替医療なんてロクでもないという経験の持ち主へ →自分にピッタリの医療は他にあるのかもしれません。ないのかもしれません。我々人類の医療はまだまだ不完全です。 この記事における「現代医療」は根拠に基づいた医療(evidence-based medicine EBM)を指すものとする。異論は認めない(これはネットスラング。現代医療=EBMはこの記事の前提条件のひとつです)。 EBMとは何か? Wikipedia:根拠に基づいた医療によれば,EBMは「良心的に,明確に,分別を持って,最新最良の医学知見を用いる」医療のことです。簡単にいえば「効く」ことが分かっている医療を選択しよう,というものです。エライ先生がそう言ったから,ではなく。御先祖様がそうしていたから,でもなく。 EBMにおける医学知見=エビデンスとは医学論文のことです。論文にはさまざまな医療の成績が公開されています。その公開された論文に基づいて,そして当然のことながら患者の希望も取り入れて治療方針を決定するのがEBMなのです。EBMのエビデンスとして求められているのは,「効くことの証明」であって「効く仕組みの解明」ではありません。 では「効く治療法」をどうやって見つけたらいいのでしょうか? 3た論法が許されるのは小学生までだよね photo from tiltti@Flickr (「○○が許されるのは小学生までだよね」という表現はネットスラングのひとつです) 「3た論法」というのは,誰が言い出したことなのか知りませんが,「飲んだ→治った→効いた」という主張です。ある薬を飲んだら治った,だから薬が効いたことは間違いない,という主張です。一見するととても正しい主張のように思えます。では,こちらの主張はどうでしょうか? 「祈った→降った→効いた」 ある部族の長老が雨乞いの祈りを捧げたら雨が降った,だから祈りが届いたことは間違いない,という主張です。この2つの主張はどちらも同じ構造を持っています。主張はもしかしたら正しいかもしれませんが,その証明は全くないのです。 先に「個人的経験はあつかわない」と書いたのはこのことなのです。ある治療をしたら具合が良くなった,だから間違い無く効いているという個人的経験は,「3た論法」から一歩も前進していません。その経験をもとに他の患者にも同じ治療法を適応することは不誠実そのものです。だって何の効果の証明もない方法なのだから。どこかの部族の長老さんと同じレベルの主張だから。前後関係は必ずしも因果関係を含まないから。 では本当に「効く」ことをどうやって証明したらいいのでしょうか? そんな試験で大丈夫か? 医学論文でエビデンスとして発表されているものの多くは臨床試験です(他に疫学など)。臨床試験では患者さんを2群に分け,1群には薬を投与し,投与しなかった残りの群と結果を比較します。 その結果,投与群と非投与群で結果に差が出れば薬は効いていると考えていいのでしょうか? 実はそうではありません。 患者は,医師が自分の為に何かしてくれているという思いだけで症状が良くなることがあるのです。患者は,医師が何もしてくれないという思いだけで症状が悪化することがあるのです(もちろんその逆もあり)。そこで,臨床試験では薬を投与した群(治療群)の結果はプラセボ投与群(対照群)と比較します。プラセボとは,見た目は本物の錠剤とそっくり同じで試験成分だけが含まれていない偽薬です。何かをしてくれたという思いが症状の改善につながるという効果をプラセボ効果といいます。誤解しがちなのですが,このプラセボ効果は治療群にも同じだけ含まれています。 このような比較試験をプラセボ対照試験といい,この試験ではプラセボ効果を上回る効果の有無を調べています。ではプラセボ対照試験の結果が有効であれば,薬は効いていると言っていいのでしょうか? 実はまだ不十分です。 患者が,自分が飲む錠剤がプラセボだということを知っていればプラセボ効果は失われてしまうでしょう(失われないという報告もあるようですが)。なので,どちらの群に割りつけられたのかを患者には知らせずに試験をする必要があります。これを盲検試験といいます。 が,これでも不十分です。治療期間終了後に治療効果を判定する医師が,その患者がどちらの群に割りつけられているかを知っていれば判定が歪められるかもしれません。そこで,医師も患者も,どちらもプラセボなのか成分を含んでいるのかを知らないままに試験を行います。この場合,臨床コーディネーターが患者の割りつけを行いますが,その割りつけ結果は医師にも患者にも知らせません。臨床コーディネーターは治療効果の判定に関与しません。このような試験をプラセボ対照二重盲検試験といいます。 これでカンペキ,と言いたいところですがあと一つ。臨床コーディネーターが患者を2群に割りつけるとき,症状が軽い患者と重い患者を意図的に2群に分ければ,その薬の効果は実際以上に効果的に,あるいはその反対に見えてしまいます。なので,割りつけはランダムにすることが必要です。これをランダム化プラセボ対照二重盲検試験といいます。これが現時点で考えられる最も厳密な試験方法です。 これからの「医療」の話をしよう photo by Georgie Sharp@Flickr ランダム化プラセボ対照二重盲検試験でわかることは,その薬が効くかどうか,ただそれだけです。なぜ効くのかは一切関知しません。これは,ホメオパシーやその他の代替医療の効果判定にも有効な方法です。 ホメオパシーはこれまでにプラセボ対照二重盲検試験で効果のないことが確かめられてきました。推進団体によって何度もその効果が確かめられたと主張されましたが,その内容を詳しく見るとランダム化されていなかったり二重盲検ではなかったりで,今までのところ,無効という結果が積み上がっているだけです。 鍼治療でのプラセボは難しい問題ですが,不可能ではありません。サイモン・シン著『代替医療のトリック』では,実際にヨーロッパで行われた鍼治療のプラセボ対照試験の結果の記述があり,腰痛などの一部の症状に対してごく弱い有効性が認められるにとどまっており,その他の多くの症状に対する効果は否定されたとあります(ただしこのときの試験は二重盲検試験ではないようです)。日本国内で,二重盲検用の鍼の特許が出願されたことを知りました。今後数年のうちに,より厳密な臨床試験結果が発表されるでしょう。 私は,ランダム化プラセボ対照二重盲検試験をクリアした治療法にのみ(あるいは優先的に),保険を適応するべきだと考えています。私たちの共有財産である保険は,できるだけ有効な方法に投じて欲しいから。 これまで見てきたように,現代医療=EBMは東洋医療と西洋医療を区別しません。EBMにとっては「効く」医療が良い医療なのです。ホメオパシーや鍼灸などの代替医療が今でも代替医療のままで,現代の標準的医療に取り入れられていないのは,単に効く根拠がないからなのです。逆に言えば,効きさえすれば節操無く取り入れるのが現代医療=EBMです。EBMには,その出自が西洋のものも東洋のものも含まれています。例えば壊血病の治療薬であるビタミンCを含む果汁の投与は,当時の医師にとってはハーブ療法同然に見えたはずです。「良心的に,明確に,分別を持って,最新最良の医学知見を用いる」のであれば,西洋や東洋にこだわることにはなんの意味もありません。 これらの代替医療を大人が自己責任において自分に処置することは何の問題もありません。最初にも書いたとおり,効果が実感できるのならそれは素晴らしいことです。それは患者のQOLの改善に大きく貢献します。しかし,自分の経験を理由にその代替医療を誰かに勧めることは間違っています。 多くの代替医療実施団体は,現代医療を敵視することで自らの「治療法」をアピールできること,収益が上がることを知っています。そしてそれを実行しています。乳児が死亡させられたとして,担当した助産師を母親が訴える事件が明らかになりました。この助産師がホメオパシーの推進者であったこと,所属していたホメオパシー団体がビタミンKシロップの投与を否定したこと,被告である助産師がその指示に従って投与しなかったことが悲劇につながったようです。この裁判は,ほぼ原告の主張が認められる形で和解が成立しました。最近の妊婦の間では,病院を避け,現代医療を避け,ワクチンを否定するブームがあるようです。スピリチュアルや自然といったキーワードで惹きつけられる妊婦は少なくないようです。 繰り返しますがホメオパシーを含む代替医療を大人が自分に適応することは自由の(愚行権の)範囲です。しかし,これ以上子どもを犠牲にしないでください。お願いします。 いくつかの補足 ある方から「あなたはEM菌を批判する前に自分で確かめるべきだ」という指摘を受けました。それが間違った指摘であることは,以上の記事からも理解していただけるのではないかと思います。人は信じたいものを信じるし,その記憶は容易に書き換えられるのだから。自分が実感したことは何の証拠にもならないのだから。 EM菌の信者にしろホメオパシーの信者にしろ,いずれも自分で試してその効果を実感しているから,その効果があることを疑いもしないのでしょうし,その信念はさらに強化されてもいるのでしょう。「自分で確かめたのだから間違いない」という経験至上主義は科学でもなんでもありません。毎朝東から太陽がのぼり西に沈んでいくのを観察する現代の天動説信奉者のしていることは科学と言えるのでしょうか。 ヨーロッパのことわざに「地獄への道は善意で舗装されている」というものがあります。彼ら信者の善意を疑うものではないのですが,でもそれは環境の破壊や患者の死亡という悲劇につながるのです。たとえばEM菌の普及団体は,福島県でEM菌により放射性物質を分解できると主張しています。しかしその実態は,EM菌を噴霧後に土を耕すので,単に汚染された表土がその下の汚染されてない土壌と入れ替わって,土壌によりβ線が遮蔽されるようになっただけです。放射性物質がEM菌に分解されて減っているわけではありません(核反応を行う生物はこれまで知られていないはずです)。結果的に土を耕したことで汚染された土壌を増やしてしまっています。それまでは表土を削りとれば安全になったはずなのに,耕されたせいでさらに多くの土を処分する必要にせまられているのです。またEM菌が小学校などの教育現場に侵入していることは以前から報じられていました。しかしEM菌の環境改善効果に関する明確なエビデンスは存在せず,実際には有機物の投棄による汚染源でしかありません。このような状況で,学校へのニセ科学の蔓延に沈黙を続けることは私にはできません。 科学は,EBMは,そのような悲劇から人類を救うための,人類が創り上げた輝かしい成果のひとつではないでしょうか。 参考文献 代替医療のトリック サイモン・シン 新潮社 Wikipedia:根拠に基づいた医療 コメント 名前 コメント Copyleft2005-2011, yu-kubo.cloud9 all rights reversed